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海外ドラマ 雑感 [テレビ]

http://alfalfalfa.com/archives/5193039.html

基本SFものしか見てない上で印象。

アメリカドラマの基本として

・1シーズン=1年
・1シーズン24話ぐらい(ものによる)
・人気が出ると続くが、いろんな理由で打ち切りになりやすい。

以下は自分の感覚

・第1シーズンの壁
 人気が出ないと打ち切り。こういうシーズンは日本語訳はされないのでこういう作品を見る機会はあまりない。
・第3シーズンの壁
 人気が出ると続く。しかしネタ切れ、役者の不満(契約金、作品内での取り扱い)で軌道修正を余儀なくされる。
・第7シーズンの壁
 いくら軌道修正していても、7年もやっていればいろんな人がモチベーションを保てなくなる。

・80年代海外ドラマの不遇
 CMを無理やり入れるために話の中身をカットしている
 しかも吹き替えをしていない
 全部放送するかと思ったら途中で翻訳やめている
 しかも話しの順番すら変えている
 話をまるごと放送しないこともある

以下80年代

■ナイトライダー
 誰でも知ってるシリーズ。吹き替えが巧妙だったのが日本での人気の秘密だと思う。内容は今見るとどうでもいいことが多い。日本語DVDが出るときに契約で揉めたらしく、OP/EDのナレーションが無いというひどい仕様のためDVDは買わなかった。今見ると未来技術なのにブラウン管が使われているのは時代を感じる。

■エアーウルフ
 ナイトライダーとセットで語られる割には、再放送もあまりされず話もあまり覚えてない人が多い。こっちはヘリコプターモノだが、そのせいで予算が足りず使い回しが多い、主役がリアルアル中で降板と見てて辛い部分が多い。第1、第2シーズンあたりの面白さを最後までもってこれなかった佳作。

■特攻野郎Aチーム
 毎回同じ展開なので記憶がない。色気が足りないと注文が来たからか途中で女記者が入ってきたり、謎の政府要人によるバックアップがついたりとして、迷走して終わった記憶しかない。自分はAチームは初期プロットが好きなので後半はまったく楽しめないシリーズ。

■マクガイバー
 銃嫌いの主人公が拳銃以上の危険を利用して困難を乗り切る。スター・トレックTNGと並んで心のバイブルだが、終盤になると自然保護だったりとかそういう方向にいってしまってアクション部分がなくなってしまったので、終盤はあまり見てても面白くない。

■V(ビジター)
 今見ると映像がチープな上に、終わり方がひどい作品。終わり方はある意味Zガンダム的でそれまで積み上げてきたものがなんだったのかという気持ちにさせられる。実験のためにセクロスさせるとか、そういう容赦のなさが人気が出た理由だとは思う。

■V2
 猿の惑星のように、1の初期プロットが優秀すぎて、敵の全容がわかると全然面白くない。2話ぐらいで見るのをやめてしまった。

■タイムマシンにお願い Quantum Leap
 全容がよくわからないが見るとハマる。記憶だけ別の人間に乗り移らせるタイムマシンによって一時的に過去に戻るが、やることは人間の悩みを解決するだけなので、ホームドラマとして面白い。これが続かなかったのが非常に残念でならない。 あとタイトルが日本語と英語で違いすぎたので一応英語のタイトルも書いておいた。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%AB%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84

シーズン3からシーズン5は、SCI FI(サイファイチャンネル)にて2008年に日本初放送された。


 そりゃ全容がわからんはずだわ。

以下大作シリーズ

■スター・トレック 初代
 実はまともにみたことがない。しかし今見るとどうしてもチープに観えてしまう。

■スター・トレック TNG
 自分が海外SFドラマにハマった原因。ちょうど学生で毎日見ていたので、一時期はどの話がどの話数にあるかまでわかっていた時期があったもんだが、今じゃまったくわからない。スター・トレックではいろんな種族が出てくるが基本は「探求」にあり、それを最後まで崩さなかった。社会主義の理想がある。ただ残念なのはどうしても絵面が古臭いこと。でも話はいい。DVDは全部持っている。第1、第2シーズンは手探りの部分が強くあるので、見るなら後ろから見ていったほうがハマれると思う。最初からみてハマれる人は今はいないと思う。

■スター・トレック DS9
 上記が理想的だったのに対して、こっちは現実的。これは湾岸戦争の影響があったのではないかと思う。辺境の宇宙ステーションで最初は和気あいあいとトラブル解決してたが、段々トンデモになっていった。ただこのころからCG技術が格段に進歩していて普通に見れる。第1、第2あたりのgdgdを乗り切るとあとは割りと見れると思うのだが、探求というわけでもなく、毎回gdgdの揉め事を解決するのは正直肌に合わない。終わりの方は完全に軍隊モノになり、これが湾岸戦争の影響だと思う理由の一つでもある。

■スター・トレック ボイジャー
 艦長がおばちゃんなのでそこで見れるかどうかわかれる。探求といえば探求なのだが、事件ですごい遠くへ飛ばされて地球へ帰ってくるという話で、しかも変な敵に遭遇するなど、最初の1,2シーズンがどうしても暗いし未来が無いのでそこらへんで見るのをやめてしまった。2chを見てみると生き残るためにはなんでもやるひどい艦長であるという評判でみたくなったが、超展開すぎてどうにも見る気力がおきなかった。

■スター・トレック エンタープライズ
 TNGを発展させていった結果、DS9やボイジャーが未来過ぎたので、初代をリメイクするというスタンスで始めたはずのシリーズ。が、あまりに地味な展開になってしまった結果、その時代に影響を及ぼさないように超技術を使うという、映画版でやるプロットをドラマでやった結果、短命に終わる。「過去の作品で積み上げたSF考証が逆に製作者を苦しめた」という製作者側のコメントがあったが与えられた舞台を勝手に改変していって超展開にすればそりゃ苦しむわと思わずにはいられない。

■アンドロメダ
 スター・トレックシリーズの生みの親であるジーン・ロッデンベリーの別の作品。こっちはテイストとしてはDS9のように混沌としていて、それでいて船であちこちへいくので日本では同時期にDS9とかボイジャーとかやってたきがしたが、アンドロメダのほうがよっぽど楽しめた。ただ、終盤に行くに従ってやっぱり、しがらみと軍国主義的な展開になりgdgdだった印象がある。かなり熱中して見てた記憶はあるのだが、DVDを買うまでもないなという作品でもあった。CGレベルは高かった。

■スターゲイト SG-1
 映画のスピンオフで始まった。主役が銃嫌いのマクガイバーなので、米軍の大佐役というのがミスマッチで面白い。第1、第2シーズンぐらいまでは、どこでもドアで行った先がどうなっているかという冒険物の体だが、第3シーズンあたりから宇宙の悪の枢軸の話が出てきてこれを面白いと見るか萎えるかで評価が分かれる。また、終盤は完全にgdgdで冒険するわけでもなく、ただなんとなく悪と戦うようになってしまった。これはイラク戦争中の米国の空気の影響があったのではないかと思う。あげく終盤はマクガイバーが離脱してしまい、自分は見るモチベーションが完全になくなってしまった。人気があるかぎり続けて、最後はgdgdで終わる米国ドラマらしいシリーズである。

■スターゲイト アトランティス
 スターゲイト SG-1のスピンオフ。SG-1の終盤は落とし所が見つからずgdgdだったので、スタッフ仕切りなおしで始めたシリーズ。最初から悪の枢軸が存在して期待はしていなかったが、第3シーズンぐらいからは、悪の枢軸の影響力が無くなり、それどころか地球人の科学技術が宇宙一レベルになってしまうというトンデモ展開だが、変なしがらみがなくなって終わりのほうが楽しめる。メインストーリーは最初から無理があるのでメインストーリーの話が始まると気分が萎えた。

■CSI
 アメリカグロブームの火付け役だと思っている。CSIは日本で言うところの鑑識だが、科捜研の女と違い、死体描写がかなりあるため、飯くいながら見るのはお勧めしない(テレ東では昼飯の時間にやってたが)。ところどころに描写される「警察組織とはこうあるべきだ」というメッセージが好きに慣れるかどうかで評価がわかれる。現代版シャーロックホームズを目指したとプロデューサーが言っていたが、「証拠を集めて推理する」ということに面白さを見いだせる人は面白いと思う。
 終わりの方になってくると、リアルで契約でもめて降板したりして、作品内で楽しめない展開が増えてきたのでシーズン10はまだ見てない。

■CSI:マイアミ
 CSIのスピンオフ。主人公ホレイショのワンマン劇場で脇役が空気。ただそれゆえにCSIに比べると見やすい。CSIがラスベガスを舞台にしているのに対して、CSIマイアミはタイトル通りマイアミを舞台にしているので、明るく陽気で馬鹿っぽい展開も多い。両方見ることでアメリカの地域性の違いを感じることができる。割りと気楽に見れる。

■CSI:NY
 CSIのスピンオフ3つめ。舞台はNY。CSIが現代なのにたいして、マイアミやNYは少し近未来のガジェットがあり、それが納得行くかどうか。どうもキャストが全体的に地味で大都市の事件しか起きないNYはちょっとトンデモが入った普通の刑事ドラマという感覚なのであまり楽しめなかった。

■刑事コロンボ
 冷静に見てみると本当に面白い話はあまり多くない気がする。主人公はコロンボではなく、犯人であるというスタンスで見たほうが面白い。

以下、小物

■La Femme Nikita
 フランス映画ニキータのドラマ版。B級くさいが、シナリオが優秀で第3シーズンぐらいまでは引き込まれるものがある。引き伸ばしにかかってからは当然gdgd。DVDが出たら買ってもいいと思っていたのだが、BOXが無く、完全ばら売りという不遇の作品。英語版を買えるほど自分の英語が堪能ではないのが残念でならない。

■デッドゾーン
 主人公が事故で超能力者になってしまって、触ることで過去や未来が見えるようになる。話の展開が、カルト臭く、幼馴染がビッチなので、メインストーリーをやらなければ楽しめる。これも結局最後はどうなったのか記憶にない。

■エイリアス
 スパイモノで最初は面白いかなと思ったが、途中からメロドラマ化して見るのをやめた。ネタを仕込んでひっぱっといてgdgdになるのはまるでLOST。というよりはLOSTと同じ人(ユダヤ人、名前忘れた)が作っているからという話もある。

■LOST
 話は前後したが、上記のように同じ人が作っているので、ネタを仕込むだけ仕込んで適当に終わらせるという、海外ドラマの黒田洋介。途中でメロドラマ化してやっぱり見るのをやめた。

■24
 意外に思うかもしれないが第1シーズンすら全部見ていない。途中で展開がだれてきて、そもそも24話やる必要あるのか?とか思ってしまう。リアルで24時間と想定して1日で見たらきっと納得行かないんじゃないか。

■プリズンブレイク
 シーズン1でブレイクしてしまうので、1をみたら2以降は蛇足。

■VIP
 お馬鹿アクション。ポルノ女優のパメラ・アンダーソンが主役で話の内容も本当にくだらない。気楽に見れるタイプのドラマ。今じゃ珍しい。本人も小難しいことはできるだけやらないようにして楽しんでもらえるようなものを作るというようなことを言ってた記憶がある。絵作りがどうにもB級くさいがそういうのが好きな人は間違いなくお勧め。

■刑事ナッシュアンドブリッジス
 NYPDブルーだかなんだかでメジャーになった人がメインで作った奴。娘役の役者がリアルでは恋人で、そのリアル恋人と中がよかった別の役者を劇中で殺すというリアルと劇中で愛憎入り乱れた作品。そのため、あんまり考えてみると納得行かない事が多いので、その場限りで気楽にみるのがよい。

■キッドナップ
 日本語にすると児童誘拐になるのか? まあ金持ちの子供が誘拐されてそれを調査していくに従って金持ち一家の闇の部分が暴露されていくという普通の海外ドラマ1話分の展開を引き延ばしている感じなので、どうにも楽しめなかった。長いシリーズではないので結局最後まで見たがあまり意外性もなく普通の作品だった。

■ヤング・スーパーマン SmallVille
 すぐ終わりそうな感じのタイトルだが、意外にもアメリカではまだ続いているシリーズ。スーパーマンの若いころの作品を取り上げているのだが、現代がスーパーマンの出身地である片田舎を表現したSmallVilleなので英語タイトル聞いてもわからないし、日本語タイトルだとげんなりという作品。中身は自分の力の使い方を若いころのスーパーマンが探っていく話になっていて初期のほうが楽しめる。長く続けていくうちに、スーパーマンのライバルだったり、ヒロインだったりが、段々設定的におかしくなっていっているところ。変に展開させているのでこのままgdgdになって終了する作品だろう。今は見ていない。

すでに終わってるかもしれないが、未来に期待

■ニキータ
 中国人俳優が主人公になった作品。アクションだったりとかシナリオの展開だったりとかをがんばっているのはわかるのだが、第1シーズン終盤ですでにネタ切れ感がある。

■ナイトライダーNEXT
 まだ一話しか見ていないのでなんとも言えないが一話見た限りでは面白い。しかし、KITTがデブってしまったのが残念でならない。

■宇宙空母ギャラクティカ
 リメイクもの。かなり陰鬱な展開で、しかも初期プロットが破綻。どうオチを付けるのか迷走してる感がある。


こうしてみると結構みてんなという印象だが、最近は不景気なのもあってメロドラマ率が高く、SFとして面白い作品がなくなってしまった。AXNの契約もそろそろやめるべきかもしれない。

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