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PCメンテナンス [自作PC]

そろそろ暑くなってきたのでHDDやPCの温度があがり、不具合が目につくようになる季節。
実際、HDDが警告を出していたのでデータの移行をしたばかり。
他にもTwitterで不調という人がいたので、人に教えるついでに自分の見たら結構やばかったのでとりあえずまとめてみる。

・CrystalDiskInfoの導入
 http://crystalmark.info/software/CrystalDiskInfo/
 これは毎回書いてる気もするが、熱などによる経年劣化でHDDがやばくなってくると代替処理保留中セクタが増加する。1以上はすでに危険レベルで10以上はいつお亡くなりになってもおかしくない末期がんみたいな状態なので速やかにアマゾンなどでポチり、データをコピーするのが良い。コピーはデータならFireFileCopyで、破損をチェックしながら行いたい場合はチェックサム機能を使うと良い。OSならClonezilla。
 対策:代替HDDの用意とデータのバックアップ

・デバイスマネージャ(OSの機能)
 ちゃんと動作していないデバイスが!ついていることがある。最初からドライバが入っていないと!がついてしまうので、使わないならBIOSメニューでDisableにしておくと精神衛生上良い。あとで使おうと思ったらDisableだったなんてこともあるのでその点だけ注意。
 !がつく一番の理由は多分USBで接触不良的な問題がおきてうまくシーケンス通りに動かなかった場合だろう。抜き差しするだけでうまく動いたりする可能性がある。その程度の警備な場合は、一度無効化してから有効化というのも効果がある。
 特殊なドライバを使っているデバイスの場合は、Windows7の場合は、ドライバごとアンインストールという素晴らしい機能があるのでそれを使ってアンインストールしたついでに新しいドライバを落としてきてインストールするとすっきりする場合がまれにある(古いドライバにバグがあったなど)
 対策:ドライバの削除、使わないデバイスの無効化、ドライバのアップデート

・イベントビューア(OSの機能)
 見方が難しいし、山ほど出てるので面食らうが、不調の原因が記録されている場合が多い。管理イベントは他のログのエラーの集合体なので、Winowsログやアプリケーションログで何かエラーがあると出てくる。ここにエラーが出ている場合は何も不具合が感じられなくても将来的に不具合の原因になる場合があるので極力不具合を直しておいたほうが良い。デバイスの不調がわかるときもある。
 どれが何のエラーかさっぱりわからないときは、ひたすら右クリックして削除を繰り返す。管理メニューに何も出なくなったらOS再起動なり、怪しいデバイスを動かしてみるなりすると何かエラーが記録されるだろう。
 ちなみにWindowsXPだとクソみたいなログしか記録されていないので、こういうところも地道に進化していると思うが知らない人は多いのではないだろうか。
 対策:ログの内容次第

・SATA-HDDの種類
 昔Googleがデータセンターの故障率をデータ化した論文を出したことがあったが、結局メーカーとかは特に影響せず壊れるものは壊れる的な内容だったと記憶している。(あと温度も大事的な)
 自分は昔からWesternDigital派なのでこればかり買っているが、結構不良率が高い気がする。こればかり難題も買ってるから当然といえば当然かもしれないが。
 ずーっと昔はIBM派だったのだが、高密度化に失敗し、日立でもやらかしたことがあったのであまり手を出すきになっていない。が、ネットではやっぱ日立だな的な発言をよく見るし、悪くはないと思っている。
 Seagateは昔ゴムでラッピングするという暴挙モデルを出していたことがあるので信用していないが、この間 買った1台は順調ではある。ただ、ヘッド停止音が壊れた時のような音で精神衛生上良くない。
 Samsungは安いので買う人が多いし、実際バッファローなどのメーカーにOEMされていることが多いのだが、やらかしモデルは出すし、何よりかの国が絡んでいるので今だ手を出していない。
 どのメーカーでもいいから早く災害前の値段に落ち着いて欲しいところ・・・


Western Digital WD20EARX 2TB S-ATA WesternDigital

Western Digital WD20EARX 2TB S-ATA WesternDigital

  • 出版社/メーカー: WesternDigital
  • メディア: エレクトロニクス


・Memtest86
 PCを買った直後はやっておいたほうがよい。メモリがエラーをだしていたら何をやってもデータが破壊される。
 一度データをコピーするとファイルが破損することがあって、OS入れなおししたら入れなおしたOSがいきなりハング、Memtestをしかけたら見事にエラーの山であることがあった。メモリのエラーは普段は気が付かないのが怖い。

・USBやPCIなどの許容電力オーバー
 USB-HDDやUSB-CDROMみたいなデバイスは許容電力をオーバーしていることが多く、特に慢性的なオーバーであれば動作しないのでACアダプタ繋げばいいかというふうになるが、瞬間的な問題だと、サスペンドから復帰した時だけに問題が出たりして現象を把握しにくい場合がある。最近自分がハマったのはUSBヘッドセット。

・使わないデバイスドライバが悪さをする
 特殊なドライバを使うことがあまりなくなってきたのでこういうことも稀になったが、デバイスを使わないのに常駐する行儀の悪いドライバが昔はよくあった。今はトレンドマイクロとかがその手の部類か。
 あと、特定のデバイスが悪いのがわかっていても、デバイスを挿すと調子が悪くなってドライバをアンインストールできないというのもよくあった。デバイスを抜くとデバイスマネージャからアンインストールできなくなる。これは今ではDEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES=1というおまじないを環境変数に入れることでデバイスマネージャが見えないデバイスを表示してくれるようになり、要らないドライバ(のレジストリ)を消せるようになる。これはUSBデバイスを別のポートに挿したらアプリとかが認識しなくなったみたいなときにも使えることがある。


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