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今更EOS 5D無印を触ってみた感想 [デジカメ]

じっくり触る機会があったので色々いじってみた。

・2005年登場時20~30万ぐらいの価格。今は程度が良くてヤフオクで5万。
・Canonの最上位一歩手前の機種だけあってボタンが馬鹿みたいに多い。しかしボタンの意味がわかりにくい。
・オートにするとRAWで撮れないという謎仕様。
・メニューつまみを回すとメニューを押した時の動作が変わって逆にわかりにくい。
・今時のメニューつまみの物理ロックが無い(が、自分はないほうがいい)
・屋内撮影だと白飛びがデフォルト。そのため持ち主はEV -1.0をデフォルトにしていた。
・USMのフォーカスはかなり高速。ヨドバシの店頭でいじった時も思ったが、このフォーカス速度自体は気持ちいい。
・メディアがCFなので選択肢が少なく高い。でかい。PCに入れるのがめんどくさい。
・ファームウェアを1.1.1にアップデートしないと16GBのCFが使えない。

7DとかX6iとかを触ってみると、Canonの下位モデル(Xシリーズ)はチープであるものの、メニューなどの操作性は新しいほど良いと思える。X5だと設定できたかぱっと見でわからないが、X6iだとちゃんとインフォーメーションがあるので使いこなしやすいと思った。逆に上位モデルになると、ボタンが多くて設定をクイックに変えることができるようになっているとは思うのだが直感的にわかりにくいボタンが多い。自分がカメラに慣れていないからだろうか。

フォーカスの速さはCanonのUSMモデルはいいと思った。このフォーカスの速さだけでもCanonを選びたくなる。

Canonの思想は「撮れていない高画質より撮れている低画質」だと思われる。あっという間にISOが下がるし、必要以上にホワイトバランスもあげる。しかし何も知らない機械に疎い人が触る分には最低ラインで満足できるレベルにしている。

自分はWBあがりすぎると超気になるので、抑えようとするのだが、-1.0では低すぎるが、-0.6だと微妙という感じでなんか自動補正との相性が良くない。まあ、こういうところに好みが出るんだろうなぁと思ったり。

あと忘れてはならないのがフルサイズ機と呼ばれる機種なので、レンズは50mmが基準だったりする。(フィルム時代の名残)。そうすると一般人が手にするようなデジカメ標準の35mm標準とは違うので、必要なレンズも必然的に変わる。5Dの次は7Dでいいかとは言いがたい(から6Dが出たんだろうが)。

あと、こうもファームウェアで勝手に白飛びするようだと、光量足りてるんじゃねーの?と思わずに入られない。フルサイズの光量的優位からくる暗所撮影のメリットをファームウェアに入れて欲しかったと思う。7年前であっても。

あとCanonの最大の課題はセンサーがいつまでも変わらないことだと思う。さすがに5Dよりは上がったが、最新モデルは全部同じセンサーで横並び。ファームウェアなどの部分で最適化。これはPentaxもそうだし、時代の流れだろうが、新しいほどいいセンサー使ってほしいのが一消費者としての素直な気持ちである。

最近はセンサーをつくるのではなく、ローパスフィルター無しでお茶を濁しているようだが、いよいよデジカメも激震が走る時代が来るかもしれない。

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