オンライン機械学習の本 [将棋]
まだ軽く目を通しただけだが、簡潔によくまとまってて久々にいい本に出会ったなと思う。
なんでも筆者いわく、自分が理解する上でまとめたようなことを書かれていたが、概念や思想的な面での筋道がたっていてわかりやすい。
オンライン機械学習というタイトルだが、バッチ学習のための基礎的な参考書としても十分使える。
例の黄色いクソ高い本は、基礎的な部分の説明が長く、じゃあそれで応用したらどうなるのという部分が皆無なので、素人にはわかりづらい。全部読めばある程度あたまにはいってくるのだろうが、読みやすさは断然こっちが上。
価格が安いのもよい。その代わりページ数が少ないがよくまとまってるので問題ない。この本をベースに足りないところなどは別途別の本を参考にするのが良いと思われる。
全然関係ないがとある論文を読んでいたら、例の糞高い黄色い本の表現をそのまま書かれていたりした。論文を書くような人でも、まとめるのに苦労している場合があり、機械学習を正しく勉強する難しさがあると思う。
そもそもは、コンピュータ関係の話は機械学習に限らず、数学的にはコンピュータがろくになかった時代の人達によって理論的には完成されていたりすることが多いので、そういう理論的なバックグラウンドを把握していないと何をしているかわからなくなることが多い、と自分は思っているので、この本は自分のニーズを見事に満たしてくれたので、久々にいい買い物をしたと思う。
Kindleでなかったのだけが残念。
例の糞高い本
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