スターウォーズ全部見たので雑な感想 [映画]
10年以上スターウォーズ見てなかったと思うが、映画化にあたってEp.1~3も含めて全部見た
視聴順は特撮のクオリティが気になるので時系列で見た
このシリーズの構成的に30分番組*4という感じになっていて、シーンチェンジが多く、最後まで見てもイマイチすっきりしないことが多かった。
田舎の青年がこんな辺境の惑星で一生終えるのは嫌だと、帝国軍に追われた姫についていって反乱軍の仲間入りし、最後は超能力で核反応炉を爆発させて30万~100万人を虐殺して終わる映画なので、最後はスカッとして終わる。「師匠が進入するシーンでは人間に見つからなければ侵入できる」という前提があるので今見ると違和感がある。
次のエピソード6のための布石で、ぶつ切り構成+いきがった若造が腕をぶった切られるだけの話なので大変おもしろくない。「俺達の戦いはこれからだ」という展開なのに、なぜか「イイハナシダナー」というBGMが流れるのには違和感しかなかった。
ぶった切られた後に高性能な義手で復活するあたりの描写とか、はじめにSF的にやりたいシーンがあって、それに当てはめているような印象を受ける。
あと、通気口?を落ちたルークがスポって穴に入ってそのまま外にでられてしまうのはフォースのせいなのか、描写や演出に違和感しかなかった。
開幕40分の雪の惑星が馬鹿みたいに退屈な理由が、ルークが交通事故で顔を怪我したからというしょうもない理由なのもまた虚しさが残る。
先週みたはずだが、すでに最後しか覚えていない。改心したダースベイダーがなぜか皇帝を投げ捨てて終わるという意味の分からない終わり方だった。そもそもあれぐらい超能力あるんだったら空中に浮くんじゃないの?っていう。皇帝には「出来ないと思うから出来ないのじゃ」と言いたい。あとチャンバラやるのがいいのに、最後は「皇帝の電撃バリバリ」+『ダース・ベイダーの投げ捨て」で終わるという視聴者(俺)が見たいものを見せないスタイルには大変残念であった。最後はルークかダース・ベイダーが、皇帝の首を切り飛ばしてこそ視聴者の溜飲が下がるのではないか( ー`дー´)キリッ。
4は核爆発で終わるし、5は殺られて終わるし、6は投げ捨てて終わるので、どれもイマイチだった。
ツイッターで見なくても良いエピソードとされていたが、ストーリー全く知らない人が知るためには見ておいてもいいのではと思う一方で、退屈極まりない。
理由はよくわからないのだが、アメリカ人は「チキチキマシン猛レース」をやりたがる。このエピソードは、そういうしょうもない展開が続いた後に、師匠の師匠がバッサリやられて終わるのでスカッとしない。
あと、今見ると特撮とCGの合成がもろわかりなのでテンションが下がる。4~6のほうの特撮のほうが、このころの中途半端な合成よりは全然好きなのはある。
まだCGとの合成に違和感があるのであまり集中できなかった。
エピソード5と同じような位置づけ。「気に入らねぇやつは女子供も皆殺し」にするというダース・ベイダー誕生の布石とも取れるようなシーンではあるが、打ち明けられた女房も特に気にしてないし、エピソード3でも理由は別だったので、結果的にどうでもいい話だった。
あと、吹き替えで見てたのだが、「ぼ、ぼう・・・」みたいに感じるシーンが何度か出てきて、急に違和感が出てきた。旧作は偉大。
やっと映像的に現代に追いついた。特撮の違和感は殆ど無かったが、全身CGの「人型」の動きが固い。まるでゲームのアクション動作みたいな感じ。
いろいろ暗黒面への疑いはあったが、結局女房が出産で死ぬという夢が暗黒面へ落ちる一端だったというしょうもない話。最後の「生きる希望を失っている」というような表現によって、普通にしてたら別に死ぬことはなかったんじゃという大変どうでもいい話になってしまった。
全部見終わった感想は
・細かいストーリーのつなぎ合わせでシーンチェンジが多く集中できなかった。
そもそも4~6を10年以上ぶりに見たが、大本のストーリーを壊さないようにしようとしているせいか、シーンチェンジが多く、結果として記憶に残らない。ベースのストーリーがあるための制約なんだろうか。
エピソード3に至ってはDVDでスキップボタンを押すと、毎回別の建物から入るのでやってみて欲しい。多分場所が変わるのを視聴者にわからせるために最初に建物を写すのだろうが、構成に工夫なさすぎだと思う。
・エピソード1,2,3は結論もわかってる(「どうせこいつしなねーんだろ?」的な)ので、どうにも集中して見れなかった。
そもそも帝国が生まれるためのストーリーなので悪い方向にしか行かない。1,2,3を映画化しなかった4のときのルーカスの判断は正しかった。
・CGおよびCGとの合成があまりうまくない
「スターウォーズは最高の映像を作っている」という先入観があったからかもしれないが、1,2の合成丸出しは自分には受け入れがたい。(4,5,6の物理特撮メインでたまにある合成丸出しのほうが全然マシだと思うのが不思議なところだが)。ルーカス・フィルムは元々スターウォーズの物理的特撮がうまくて売れたのでCGシフトはあんまりうまく言ってないんじゃないかなーなんて思ったりした。
結局、見る前と今とで今度の映画を見た感想が変わる気もしないのが今の結論だが、あえて見るなら4と6。1,2,3は4見た後だと別にいらんなと思った。あと、次の監督が、風呂敷広げてそれっぽく作ることには定評のあるJ.J.エイブラムスなので、過去作品を見ても見なくても楽しめると思っている。
ルーカス自身、スターウォーズは撮りたいものを撮ったわけではないという泣き言を最近のインタビューで言っていたらしい。スタートレックもそうだが、熱心な信者がつくと制約が強まって何もできなくなるようだ。監督が変わることで、いい意味でJ.J.エイブラムスらしい、後に残らないスカッとした話にしてくれることを期待している。
視聴順は特撮のクオリティが気になるので時系列で見た
このシリーズの構成的に30分番組*4という感じになっていて、シーンチェンジが多く、最後まで見てもイマイチすっきりしないことが多かった。
スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 リミテッド・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
田舎の青年がこんな辺境の惑星で一生終えるのは嫌だと、帝国軍に追われた姫についていって反乱軍の仲間入りし、最後は超能力で核反応炉を爆発させて30万~100万人を虐殺して終わる映画なので、最後はスカッとして終わる。「師匠が進入するシーンでは人間に見つからなければ侵入できる」という前提があるので今見ると違和感がある。
スター・ウォーズ 帝国の逆襲(エピソードV) (リミテッド・エディション2枚組) [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
次のエピソード6のための布石で、ぶつ切り構成+いきがった若造が腕をぶった切られるだけの話なので大変おもしろくない。「俺達の戦いはこれからだ」という展開なのに、なぜか「イイハナシダナー」というBGMが流れるのには違和感しかなかった。
ぶった切られた後に高性能な義手で復活するあたりの描写とか、はじめにSF的にやりたいシーンがあって、それに当てはめているような印象を受ける。
あと、通気口?を落ちたルークがスポって穴に入ってそのまま外にでられてしまうのはフォースのせいなのか、描写や演出に違和感しかなかった。
開幕40分の雪の惑星が馬鹿みたいに退屈な理由が、ルークが交通事故で顔を怪我したからというしょうもない理由なのもまた虚しさが残る。
スター・ウォーズ ジェダイの帰還(エピソードVI) (リミテッド・エディション2枚組) [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
先週みたはずだが、すでに最後しか覚えていない。改心したダースベイダーがなぜか皇帝を投げ捨てて終わるという意味の分からない終わり方だった。そもそもあれぐらい超能力あるんだったら空中に浮くんじゃないの?っていう。皇帝には「出来ないと思うから出来ないのじゃ」と言いたい。あとチャンバラやるのがいいのに、最後は「皇帝の電撃バリバリ」+『ダース・ベイダーの投げ捨て」で終わるという視聴者(俺)が見たいものを見せないスタイルには大変残念であった。最後はルークかダース・ベイダーが、皇帝の首を切り飛ばしてこそ視聴者の溜飲が下がるのではないか( ー`дー´)キリッ。
4は核爆発で終わるし、5は殺られて終わるし、6は投げ捨てて終わるので、どれもイマイチだった。
スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
ツイッターで見なくても良いエピソードとされていたが、ストーリー全く知らない人が知るためには見ておいてもいいのではと思う一方で、退屈極まりない。
理由はよくわからないのだが、アメリカ人は「チキチキマシン猛レース」をやりたがる。このエピソードは、そういうしょうもない展開が続いた後に、師匠の師匠がバッサリやられて終わるのでスカッとしない。
あと、今見ると特撮とCGの合成がもろわかりなのでテンションが下がる。4~6のほうの特撮のほうが、このころの中途半端な合成よりは全然好きなのはある。
まだCGとの合成に違和感があるのであまり集中できなかった。
エピソード5と同じような位置づけ。「気に入らねぇやつは女子供も皆殺し」にするというダース・ベイダー誕生の布石とも取れるようなシーンではあるが、打ち明けられた女房も特に気にしてないし、エピソード3でも理由は別だったので、結果的にどうでもいい話だった。
あと、吹き替えで見てたのだが、「ぼ、ぼう・・・」みたいに感じるシーンが何度か出てきて、急に違和感が出てきた。旧作は偉大。
やっと映像的に現代に追いついた。特撮の違和感は殆ど無かったが、全身CGの「人型」の動きが固い。まるでゲームのアクション動作みたいな感じ。
いろいろ暗黒面への疑いはあったが、結局女房が出産で死ぬという夢が暗黒面へ落ちる一端だったというしょうもない話。最後の「生きる希望を失っている」というような表現によって、普通にしてたら別に死ぬことはなかったんじゃという大変どうでもいい話になってしまった。
全部見終わった感想は
・細かいストーリーのつなぎ合わせでシーンチェンジが多く集中できなかった。
そもそも4~6を10年以上ぶりに見たが、大本のストーリーを壊さないようにしようとしているせいか、シーンチェンジが多く、結果として記憶に残らない。ベースのストーリーがあるための制約なんだろうか。
エピソード3に至ってはDVDでスキップボタンを押すと、毎回別の建物から入るのでやってみて欲しい。多分場所が変わるのを視聴者にわからせるために最初に建物を写すのだろうが、構成に工夫なさすぎだと思う。
・エピソード1,2,3は結論もわかってる(「どうせこいつしなねーんだろ?」的な)ので、どうにも集中して見れなかった。
そもそも帝国が生まれるためのストーリーなので悪い方向にしか行かない。1,2,3を映画化しなかった4のときのルーカスの判断は正しかった。
・CGおよびCGとの合成があまりうまくない
「スターウォーズは最高の映像を作っている」という先入観があったからかもしれないが、1,2の合成丸出しは自分には受け入れがたい。(4,5,6の物理特撮メインでたまにある合成丸出しのほうが全然マシだと思うのが不思議なところだが)。ルーカス・フィルムは元々スターウォーズの物理的特撮がうまくて売れたのでCGシフトはあんまりうまく言ってないんじゃないかなーなんて思ったりした。
結局、見る前と今とで今度の映画を見た感想が変わる気もしないのが今の結論だが、あえて見るなら4と6。1,2,3は4見た後だと別にいらんなと思った。あと、次の監督が、風呂敷広げてそれっぽく作ることには定評のあるJ.J.エイブラムスなので、過去作品を見ても見なくても楽しめると思っている。
ルーカス自身、スターウォーズは撮りたいものを撮ったわけではないという泣き言を最近のインタビューで言っていたらしい。スタートレックもそうだが、熱心な信者がつくと制約が強まって何もできなくなるようだ。監督が変わることで、いい意味でJ.J.エイブラムスらしい、後に残らないスカッとした話にしてくれることを期待している。
コメント 0