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HGターンエー製作開始 [プラモ]

前回Gガンダムを完成させたことで、やはりというか、担当分少ないんじゃないのという話になった。
残っている中ではパーツが少なそう、多少は知っているという理由でターンエーを選んだが、まったく見たことがない、知らないものはイメージがわかないので、まずはアニメを見ることにした。

今見るとデジタル処理が半端で、キャラの顔もよく変わるし、4:3でもある。
ここらへんの時代はアニメは基本的に見てなかった。デジタル処理が今ほど進んでいないのでチープに見えるから、その流れもあって∀もリアルタイムでは数話ぐらいしか見なかった。

だが、いま見てみると、ストーリーや設定から起きるキャラの行動がよくつめ込まれていて新鮮だった。
最近は海外ドラマも型が出来てきてるようで見なくなったし、昨今のアニメは12話で終わるのもあって、テンプレ設定からのテンプレ行動の組み合わせが多いし、バストアップで直立不動描写も多い。
一方でターンエーは話が長いのもあって、脇役にも細かい描写が差し込まれていて、直接的にはどうでもいい描写にもみえるが気合を入れてみればそのキャラクターを表現する描写が多い。

しかし、それは裏を返せば、かなり詰め込みすぎで、あまりに展開が速い。見ようという意欲がないと置いて行かれるし、一話飛ばすと脇役の印象が全く変わるし、覚えてないとどうしてその行動なのかというのが理解できない。しかもその間に主役機である∀がほとんど戦闘では活躍しないし、最後4分の1ぐらいまで進まないとターンXすら出てこない。以前途中で見るのをやめたのは、録画忘れで毎週見ていなかったのが原因であると再確認した。また、当時の自分の感覚を思い出すと、ガンダムでドンパチやってくれないと映像作品としては楽しくないというのがあり、敵役も変化球な機体が多いので、当時の自分が気合を入れてこの作品を見る確率は無かったと思う。

見終わった今でもストーリーを追うのが精一杯でかといって、ストーリーが良かったどうかと言われても微妙としか言い様がない。人間が平和を維持するにはどうするべきかというテーマがあると思うのだが、そのような重いテーマをじっくり考える暇もなく、次々と展開していくのは大変アンバランスで、構成はすごく悪い。100話ぐらいで完結する小説が先にあって無理やり50話に詰め込んだといっても納得するぐらい見るのに気合がいる。

その割に前半はなかなかストーリーが進まないのがまた・・・

あと、殺伐度的に比較してみると

初代ガンダム、Zガンダム > ∀ガンダム > キングゲイナー

のような感じがして、監督の心境の変化がそのまま作品に出ているような気がしないでもない。

というか、最終話駆け足すぎだろうと。54話ぐらいの予定が打ち切りで終わらせたみたいな、ガンダム初代的な匂いすら感じる。そんなところ真似なくてもいいのに・・・


HGCC 1/144 ターンエーガンダム (ターンエーガンダム)

HGCC 1/144 ターンエーガンダム (ターンエーガンダム)

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



本編は消化不良が否めないのだが、ロラン+∀そのものは気に入った。
ナノマシン万能説すぎるというのはおいといても、なんかすこしメタリック的要素が欲しいなと。メタリックというよりはパール塗装かなと思ってたら同じような事を考えてすでに作ってる人がいたw

http://schizophonic9.com/re3/hgcc_turna_f.html

なので、こんなかんじで作ってみようと思う。

HGFC Gガンダム 完成 [プラモ]

久々のプラモネタ

ガンダムビルドファイターズが放映されたのと平行して、バンダイがHGオールガンダムプロジェクトという全部の主役機を出すという計画を立ち上げた。

http://bandai-hobby.net/site/gunpla_buildfighters_agp.html

その心意気に賛同し、我々も(手分けして)すべて作るべきではないかといっていたのが1年前(笑)

そのときにOVAとかどうでもいいのは部分塗装でも良いが、ガチ主役級は全塗装という盟約があり、役割分担であった全塗装をどうにかこなすことができた。

写真は Pentax K30 / SIGMA 17-70 DC / F11 で撮影。

HGFC_God_gundam_0.jpg

隣の家の壁が白のため、見事な逆光。
自然光での撮影は諦めたw

HGFC_God_gundam_2.jpg

普段使わない青背景にしてみたが、意外にマッチ。
ただ、羽の赤と青でJPEGノイズが出てしまっている。
羽が少し下むいてるのだが、愛嬌ってことで。
肩パーツの脇の下の赤を黒に塗りきれなかったのは海原雄山汗顔の至り。
バルカンのところがちょっと浮いているが、最近のガンプラは素組でうまくハマるようにできているので、塗装するとはめ込みが甘くなる。ヤフオク売りする人はこういうところも手を抜かないのであろう。
羽には穴が開いていたのでパテで埋めたが、サフが甘く、実物は下地のパテが透けて見える。しかし赤の微妙な階調が苦手なJPEG様のおかげで見えない。(笑)

HGFC_God_gundam_3.jpg

黒背景で少し上から。
筆塗りが下手くそのため、肩のラインの墨入れで失敗するのではないかという不安もあったが、彫りが深いために助かった。
顔パーツは後ハメしようとしたら、頬ガードがじゃまで後ハメできないことが発覚。目の緑がそれで一度剥がれたが、頬ガードを削ったあと、目をマスキングテープで保護して後ハメすることに成功した。
目、カメラはクレオスの蛍光グリーンで筆塗り。
ツノについては、無難に子供用保護部分を切り落として整形しただけ。

HGFC_God_gundam_4.jpg

今回2番めに頑張ったパーツ。すね、足首、つま先はモールドが甘く、深く掘るかマスキングテープでの塗装の2択だったので、後者をチョイス。これだけで1日潰れたが、肩の内側の黒もついでに塗る必要があったので結果オーライである。ちなみにふくらはぎバーニアは手塗りで汚いので割愛する(笑)

HGFC_God_gundam_5.jpg

今回、ほとんど見えないのに一番頑張ったパーツ、エネルギーマルチプライヤー。

まず、センターの赤の部分が盛り上がっていたので、以前買ったリューターで平に削り落とす。
白サフ、黄色を塗った後にマスキングゾルでマスキングして青を塗装。その後はみ出た黄色をエナメル青でリタッチ。頭頂部にエナメルシルバーを塗り、HGアイズ透明、2.8mmにGAIAクリアレッドで塗装したものを貼り付け。

作例では黒い墨入れまでやっているところがあるが、自分はこれが限界であった。
あと基部は灰色のほうがよいという話もあるが、上記の手間がかかっているのでこれ以上は難しいw

ちなみに無加工で素組みすると以下のような感じになるので、手をかけただけはあったと思う。

http://blog.livedoor.jp/hacchaka/archives/51536230.html

より拝借

5a37ef45.jpg

ツノ。HGはどれもこういう安全対策をやっているので、本気で作るならカットは最低限やったほうがよい。

62dcbdfa.jpg

羽の裏はコアランダーとして裏から見ると綺麗になるようになっているが、合体後は肉抜き穴が厳しい。全塗装するなら埋めたほうが断然見栄えが良い。
また、エネルギーマルチプライヤーも色分けされていないどころか同一パーツ。今回1年かかったのは、これの処理をどうするか考えてるうちに忘れてしまったというのがある。(言い訳)


HGFC 1/144 GF13-017NJII ゴッドガンダム (機動武闘伝Gガンダム)

HGFC 1/144 GF13-017NJII ゴッドガンダム (機動武闘伝Gガンダム)

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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プラモの塗装メモ [プラモ]

度々忘れるのでメモ

HG Gガンでの場合

・持ち手不足になる
 HG陸ガンでは白は塗らないと割り切っていたのでならなかった。
 何回かにわけて作業すればいいだけだが、塗装が絡むといきなり面倒くさくなる。
 白パーツはサフする必要ないと割りきったが、分割消ししたパーツだけはサフった。

・サフは原液7cc程度必要
 上記の持ち手が足りなくなるぐらいの量で7cc程度。
 ガッツリ吹くともっといる。

・湿度が高いと水を吹く
 被害は軽微だったがあせった

・作業時間は2時間程度
 サフを軽く吹くだけでこれぐらいかかった。

来週は電王戦タッグマッチがあるので、ある程度がんばらねば・・・

プロクソン ミニルーターセットMM100 No.28525-S 購入 [プラモ]

ハンブラビをいじっているときに、どうしても切削の必要性が出てきたので買ってしまった。



安い方もあったが、「速度は調整できたほうがいい」というよくわからないときは高い方を買うという社会人パワーで買ってしまった。今思えば安いほうでいいと思う。

前に買ったときは調整機能+ビット付きで1万円切っていたので買ったのだが
今見たら里見デザインのやつも1万円だったので、そっちのほうを買ったかもしれない。


マイクログラインダー HD-20セット【ガラス工芸・七宝】B11-4418

マイクログラインダー HD-20セット【ガラス工芸・七宝】B11-4418

  • 出版社/メーカー: 学校教材の専門店 美工社
  • メディア: おもちゃ&ホビー



セットで買ったのだが、プラモに使えるビット(先端)はダイヤモンドヘッド4種のうちの1個だけ。
(使い方を知らないだけで他にもいい方法はあるかもしれないが)

まあ、高い金だしただけあって加工がすごくやりやすくなって満足した。
(ハンブラビの完成という結果には生かせていないが)

で、さっそく次の課題であるGガンの胸パーツを削った。

proxxon.jpg

ダイヤモンドヘッドは150番ぐらいなので、爪楊枝の頭をヤスリで平らにした後
800番のヤスリを瞬着でつけたもので研磨した。

ここにHGアイズの透明パターンの2.8cmのものをクリアレッドで塗装したものを付ける予定


オプションシステム シリーズ Hアイズ 3 クリア

オプションシステム シリーズ Hアイズ 3 クリア

  • 出版社/メーカー: Wave
  • メディア: おもちゃ&ホビー



ガイアカラー041・クリアーレッド

ガイアカラー041・クリアーレッド

  • 出版社/メーカー: ガイアノーツ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



HGUC 陸戦型ガンダム 盾以外完成 [プラモ]


HGUC 1/144 RX-79[G] 陸戦型ガンダム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

HGUC 1/144 RX-79[G] 陸戦型ガンダム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



リハビリで簡単フィニッシュ程度で組むはずが結局全塗装した
といっても、大幅に手抜きで、ゲート跡、バリ跡は当然のことながら、塗り忘れ、色ムラ、拭き残しと悪いところはいっぱいあるが、どうでもいいシリンダーをエナメルで塗ったりと謎のこだわりもみせた。

陸ガン_正面.jpg

右胸が汚いのは、マスキングしてイエローをラッカーで吹くのがあまりの暑さのためにめんどくさくなり、エナメルイエローとエナメルブラックでごまかそうとしたら結局汚くなっただけだった。

左胸のポッチは完全に忘れていて、エナメルホワイトで塗りなおしたが、ボディに広がってしまったので拭きとったがやはり、汚くなった。

頭、両肩の分割そのままなのであくまでも正面のみ。

一応ツノも尖らせてみようと思ったが、元々が丸っこいアンテナなので、途中でへばった結果、いびつになってしまった。

武器の分割もまったく消していないが、ニュートラルグレーで塗ったら思ったより見た目がよかった。

手のパーツにいたってはバリを取るのを忘れて色を塗ってしまった。

脇腹の凹みはパテで持って塗ったので完全に消えている。数少ないいいところ。

陸ガン_左後ろ.jpg

ランドセルホルダーの分割消しは諦めた。

ノズルのゲート跡を取るのを忘れて塗ってしまった

ランドセル自体はまったく色を塗らず、墨入れ+つや消しのみ。特に使う予定は無いが、塗料があまったのでついでに作った程度。

陸ガン_左足武器.jpg

武器格納庫の墨入れはちゃんとやったが、よく見ると色がハゲた気が・・・

左腕のどうでもいいところに墨入れしちゃってるが、盾を装備させる予定なので無問題。

陸ガン_右足シリンダー.jpg

「僕は見えないところは塗らないよ」のつもりが、エナメルの筆塗りが楽しく、どうでもいいシリンダーを塗る。エナメルはシルバーも綺麗に濡れるので楽しい。

で、残りは盾。色は全部塗った。「08」の数字のシールでいいかと思ったのだが、知り合いがデカールじゃないと死ぬぐらいの勢いで否定するので、デカールにしようと思う。が、手持ちのデカールはイマイチなのと、実物をみないと使えるかどうかわからないので盾はひとまず放置。

混色の罠 [プラモ]

いろいろ積みがある中、陸ガンを作ることになってリハビリも兼ねて塗装したら見事に混色でハマったのでメモ。


HGUC 1/144 RX-79[G] 陸戦型ガンダム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

HGUC 1/144 RX-79[G] 陸戦型ガンダム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



色はこんな感じ

rikugan_color.jpg

リハビリのつもりが、なぜか混色がありあまりリハビリではなかった。
そして、はまったのは胴体とバックパック

・ガンダムカラーのレッドとブルーは「キャラクターレッド」と「キャラクターブルー」
 これには完全に騙された。筆時代にかったガンダムカラー(3個セットのやつ)が余っていたので、リハビリで使ったのが間違いだった。元々こんなもんだろと思い込んでいたのが罠で、粒子の大きい白が入っているために混色で使うと何もかも白っぽくなってしまう。
 大きい粒子の沈殿物があるような色は混色に使ってはいけない。
 数年前に初代ガンダムを試しに作ってみた時も「思っている色と違う」と思って使わなかったのを今頃思い出した。

・ネイビーブルーはブルーではない
 どっちかというとグリーン。ミッドナイトブルーのほうがブルー。
 あと、なぜか白が混ぜられているので混色するとやはり白っぽくなる。

最悪混色に備えて、GXカラーとか色ノ源あたりを買っておいたほうがいいかもしれない。

MG ガンタンク 作成中 [プラモ]

GWは、将棋配信などを見つつ、ほぼMGガンタンクの作成に費やした。

おい、HGUCハンブラビはどうしたんだと言われると困るのだが、ハンブラビはすごいパックリモデルであり、塗る、マスキング、組立、塗るとやったとしても、ちゃんと塗れるか怪しいので手が止まってしまった。ビックカメラで素組が飾ってあったのでまじまじと見てみたが、やっぱり肩と足のパックリを消さないことには作る意味が無いと当初の「さっさと作る」発言を自分で全否定。

また、昨年から仕事が忙しく、平日5日で何が課題だったかなどをすっかり忘れてしまい、完全に忘れると思い出すのに時間がかかり、テンションが下がる・・・というのを繰り返すうちにかなり時間が経ってしまった。

知り合いもAge2に手を出してしまったばかりに完全に止まってしまい、ここは簡単なモデルでリハビリするべきではないかということで、V作戦コンペを急遽やることになった。
「塗り分けはしたくない」という強い意志からMGになった。





自分はそこでガンタンクを選んだ。
さらにHobbyJapan 2009年11月号の中古を400円弱で購入したが、実はガンタンクはかなりの手間のかかるモデルであることが判明。


Hobby JAPAN (ホビージャパン) 2009年 11月号 [雑誌]

Hobby JAPAN (ホビージャパン) 2009年 11月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ホビージャパン
  • 発売日: 2009/09/25
  • メディア: 雑誌



MGの場合、見えないインナーフレームでいかに手を抜くかが重要。
前に作ったMGシュピーゲルなんかはインナーフレームを表面処理無し、サフ、シルバー、エナメル黒とベタベタ塗るだけだったので気晴らしにもなり、楽であった。
が、タンクの場合、新解釈の稼働キャタピラがあり、おもいっきりホイールが見えるので手を抜くわけにも行かず大量のパーツが未塗装のままGWが終わってしまった。

どうしていいかわからないので、ふと部分的にサフだけ吹いたハンブラビをみてみると、いけそうな方法を発見したと思い、グラインダーで突起を削り後ハメ加工をしてみたが、やっぱり駄目w

ただ、なんとなくハンブラビに光明が見えてきたのと、GWの為替で臨時収入を確定させたので、ついにモデラーのリーサルウェポンを導入した。


Mr.リニアコンプレッサーL5/プラチナ/レギュレーターセット PS305

Mr.リニアコンプレッサーL5/プラチナ/レギュレーターセット PS305

  • 出版社/メーカー: ジーエスアイ クレオス
  • メディア: おもちゃ&ホビー



薄刃ニッパーにはじまり、クレオスの塗装ブースが吸い込みが悪いと、換気扇で塗装ブースを作り、1000円の金ヤスリ、ラインチゼル、防毒マスクなど工具を散々買っていたが、ついに本丸を導入し、2chとガンプラ本で身につけた知識がやっと活かせるようになった。

使い勝手は前に知り合いに使わせてもらった時にわかっていたが、スプレーよりも噴きつける量が少ないので塗装ブース向きで非常に良い。サフを塗装ブースで吹くとガンプラみたいな小さいパーツの場合ほとんどが換気扇に吸い込まれてあっという間に埋まっていたが、かなりマシになった。前は部屋でスプレーを使ったら部屋中がシンナー臭くなってしまったものだが、そういうことも無い。

圧は弱いと言われているが、確かに数年前に買った塗料を迂闊に突っ込むと詰まりそうな弱さを感じる。ちゃんと薄めてからいれたのだが、かなり薄めたと思っていてもそれでも若干つまりを感じる。かといって圧を強くし過ぎると早く動かさないと垂れるので神経を使う。ちょうどいい所がよくわからないが、スプレーよりは格段にやりやすい。前に買った塗料も再利用できてエコである。

スプレーに比べて明らかに面倒くさいのが後掃除で多色塗りのときにどれぐらいまで綺麗にすればよいかがいまいちわからない。プラモ作ろうでは結構適当(塗料をいきなりカップにいれたりとか)だったので、そんなに神経質になることもないかと思ったが、つい気になってしまう。

というわけで、退路は断ったので後は作るだけである。

HGUC メッサーラ [プラモ]


HGUC 1/144 PMX-000 メッサーラ (機動戦士Zガンダム)

HGUC 1/144 PMX-000 メッサーラ (機動戦士Zガンダム)

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



最近積みプラが多いので全くスルーしていたが、モックを見たら欲しくなったのでポチった

デジカメの物撮りを極める [プラモ]

などと書いたが、とても極めていない。

そもそもレンズ欲しいななどと思っていたが、腕がついてきていないのでいろいろ試してみた。いわゆる物撮りと言われているマクロ撮影を真面目にやってみるといろいろと大変だった。

使っているのは相変わらず古臭いK100D+シグマ 15-70mm

・ボケ
 マクロ撮影を普通にやるとボケる。巨大感を出したい場合や効果として意図的に入れたい場合はともかく、入れたくない場合も当然ある。特にプラモはかっちり撮りたい時も多いのだが、普通に撮るとボケる。
 ボケさせたくない場合、ズームするか絞る。が絞りってなんじゃらほいというのが出発点。

・絞り
 F値を大きくするとボケにくくなる。ただし、F値は小さいほうが明るいので、ぼけている時と同じ明るさを求めると必然的にシャッタースピードが遅くなる。なのでライトや三脚、撮影ブースがあるとかっちりした撮影がしやすくなる。
 デジカメ世代なので絞りは気にしなくてもオートでやってくれるのだが、マクロ撮影で撮影条件が悪い場合、絞り優先にしてF値を決め打ちにしたほうが楽だった。

・当然ながら部屋の蛍光灯だけだと暗い
 絞り優先で撮影すると、シャッタースピードが普通は1/150秒とかのところが、いきなり1/3秒などとなり、とてもじゃないが三脚を使わないと取れなくなる。逆に三脚があればそれなりには撮れる。

・撮影ブース
 撮影ブースの効果は2つある。ひとつは入射光の拡散で、蛍光灯などを直接入射光にしないことで全体を明るくさせる。もう一つは反射光で背景色を変えることで対象に微妙に色が乗り、明るさだけではなく色合いも調整する。なので撮影ブースは背景色を複数ついている方が良い。

・三脚
 三脚は使ってみると、平行でないところで平行にできるか、足が頑丈かどうか、など微調整のしやすさが多分値段に反映しているとおもわれる。家に転がっていた30年ものの三脚だと最初から傾いているので調整が難しかった。ただ、効果はてきめんで手ぶれ補正をいれなくてもよくなるし、上記のように1/3秒といったような長いシャッタースピードにも対応できる。またリモコンを使わない場合は、2,3秒のタイマーを併用することで手振れを防ぐことができる。

・リモコン、レリーズ
 実はリモコンがあったほうが良い(が買っていないので試せていない)。ボタンを押すとせっかく三脚に設定した角度が微妙にずれてしまう。特に物撮りだと1mmですら大きいぐらいなのでちょいずれが致命的であったりする。なのでカメラのボタンではなくリモコンを使うほうがよい(気がする)。タイマーを使えば買う必要もない。

・露出計
 露出計でちょっと調べてみると、露出計による撮影に適した数値とデジカメが補正した数値はほとんど同じであることがわかった。なので、特に絞り優先にしておけば、自分でシャッタースピードいじることは特に必要ないと思える。

結論としては、ちょっと撮りたいだけの時は絞り優先で絞り、ズームを調整しつつ、可能ならば三脚を使って撮影がお手軽でよい。それ以上の撮影を真面目にやる場合は、補助光、ブースなどが必要になる。


・部屋掃除の成果で250mmズームを試せたので追記

購買率ズームを使う場合は三脚+タイマーは必須だった。70mmぐらいまでならタイマーを使わなくても取れるが、250mmでマクロ撮影をすると、(便利ズームなので)レンズが暗いのもあってシャッタースピードが遅くなる。すると当然手ブレの影響をかなりうける。なので押した瞬間は三脚であってもぶれるのでタイマーを使うことでブレを抑える。(いい三脚なら大丈夫かもしれないが)

というわけで、今のところ「高倍率ズーム+三脚+タイマー」がボケなし撮影にはよいと判断

今更 PENTAX K100Dで35mmと100mmでエイリアンを撮ってみる [プラモ]

知り合いがなぜか30mmマクロを買っていたので、急にカメラのレンズが欲しくなった。
前々から単焦点マクロは欲しいなと思っていたのだが、翌々考えてみると、便利ズームマクロは2本あるので撮り比べてみた

照明とかは全く何もしていないので、夜中の蛍光灯でとったので真っ暗なのは愛嬌。ボケ具合を見て欲しいよナ

SIGMA 15-50mmで35mm
alien35mm.jpg

TAMRON 18-250mmで100mm
alien100mm.jpg

両方共画角を固定して、寄れるだけ寄って撮ってみた。

こうして見るとよくわかる。35mmで寄ると被写体深度がピンポイントになる。花とかだとボケが味になっていいのだが、プラモなどの立体物だと寄り具合が難しい。ただ、煽りでとったりするとボケ具合が巨大感を出していて非常に雰囲気が出る。

一方で100mmだと程よいボケだが、35mmに比べると味がないとも言える。

明るさについては、本当に夜の蛍光灯だけだとどっちも真っ暗になってしまうのだが、どっちも便利ズームで暗いので余計暗く見えてしまう。F1.8とかのやつも試してみたいなぁ~ん

便利ズームは重いのと描写がどうしてもボケボケになってしまうし、自分のTAMRONはどうもピントが若干ずれてる感じがするので、ガチで撮りたい時は専らSIGMAを使っている。なので、次は100mmマクロはありかなぁなんて思ってたりする。


PENTAX D FA MACRO 100mmF2.8 WR DFAM100WR

PENTAX D FA MACRO 100mmF2.8 WR DFAM100WR

  • 出版社/メーカー: ペンタックス
  • メディア: エレクトロニクス



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