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HGUC ハンブラビの要所 [プラモ]

当初はパチ組+部分塗装ぐらいやっておこうかと思ったが結局全塗装に向けて作業中

パーツは武器以外は全部切り出し、整形、ムニュ着などを行なっているが難しいパーツがいくつかあるのでまとめ

・パイプ系
 後ハメ加工しても大丈夫かどうか
 胴体、背中の武器、腿
 パイプ自体が妙に柔らかく、そもそも塗装して大丈夫かどうかも気になる。

・白パーツに青パーツをはめる部分
 腿、膝、ひざ下と後ハメ不可。白パーツを塗る、マスキング、青パーツ塗装になると思う。

・足先
 HGUCハンブラビの中で一番成型が甘い。あと硬いのでヤスリがけが難しい。足裏の凹み部分はマジで辛い。リューターが欲しい。

・安全設計部分
 ツメ、尻尾の先、武器のエラ?部分は安全対策がされているので容赦なくカット。

・手
 なぜか手の甲と指が同じ白でこれは塗り分け必須だろ と勝手に思っている。

・武器
 なぜかライフルがついていたがガブスレイの使い回しだから作るつもりは今のところなし。海蛇は逆にマストアイテムといえる。

 個人的にFGでも詰まった理由の一つは「色がおかしいだろ」ってこと。ZのMSはなんでその色がと思うことが多い。パイプの緑とか。だったら作んなよという話は大いにあるのだが文句を言いながら作ってしまうのがZ厨。ツメの青とか手の白とかは容赦なく色を変えようと思う。そもそもボディカラーも変えてしまおうかとすら思ってたりする・・・

 大体できるところと後回しにするところがはっきりしてきたのでそろそろサフって見ようと思う。

HGUC ハンブラビ 作成開始 [プラモ]

積みプラも多い昨今いかがお過ごしでしょうか。

HGUC ハンブラビを待ち望んでいたことは待ち望んでいたが、正直、今回も積んでしまうのではないかと我ながら危惧していた。一度作り始めると長丁場なので気合やタイミングが必要なのである。しかし、Diablo 3、Forza 4、Skyrimが一段落ついたのもあり、塗装の秋に向けてした準備をしようと急にやる気が出てきた。

秋にプラモデルをやるには、いくつか理由がある。

・塗装には窓の換気がいるが、冬は寒すぎて死ぬし、夏は言わずもがな。そういう意味では春にむけて冬から準備するのはあり。
・塗装は空気の湿度に影響を受けるので夏場、特に梅雨はパスしたほうがよい。春に向けて作業をしていると、作業の遅れが発生した場合に梅雨シーズン突入となり、仕上がりに影響が出やすい。
・そもそも窓を開けないでの塗装はリアルで自殺行為である。

「空調が効いていない部屋で作業をできないのか、この軟弱者」と思われるかもしれないが、0.1mmの作業を行うのに集中力は必須。旧日本軍じゃあるまいし精神論で乗り切るのではなく、米軍流に集中力を高めるべくして高めるのが最上というものであろう。

 さて、積みプラが多い理由だが、Z厨ではある自分でも変型MSは手に余りまくっているという事情がある。複雑なモデルをまじめに作ろうとすると解決策が見つからないまま時間が経ってしまい、何が課題だったか忘れ、それを思い出すを繰り返して全く進まない。アッシマーとギャプランの2体が今だ作業中(漫画でいえば休載)だったりもする。また、FGのハンブラビを見つけて塗装をしようと思ったが、日曜モデラーの自分にはFGは高難度すぎた。整形の甘さと要接着の難易度からやはり止まったまま。さらに投げ売りされていたMGZなどもあり、本当に積みプラばかりである。

 と言い訳ばかりしている俺であるが、なぜかスイッチが入った。きっと仕事が忙しくなった反動だと思う。仕事が忙しいほど何かをやりたくなる衝動。Konozamaで1日お預けを食らったが、到着するやいなや開封し、絶賛作業中である。このペースでいけば、年内には完成するであろう(弱気)


HGUC 1/144 RX-139 ハンブラビ (機動戦士Zガンダム)

HGUC 1/144 RX-139 ハンブラビ (機動戦士Zガンダム)

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



 HGはFGとは比べ物にならないぐらいよくできているが、HGらしい甘いパーツもいくつか見受けられる。

・胸の白いパーツが組み込みなので先に塗装が必要
・目をシール以外でやろうとすると急に高難度。
・パイプなどの挟み込み多数

以上は割りきって塗装する準備までやってさっとやらないと終わらないと思う。

今日は尻尾のパーツの整形が悪く、盛大にヒケが見受けられるのでひたすらヤスっていたのだが、尻尾にはモールドがあり、これは削っておかないと後々辛いなと思ったのが今日Blogを書こうと思った理由。

 あんまりきれいにモールドができていないのでヘタに削ると悲惨なことになる。Twitterでも書いたのだが、なぜか0.1mmを掘れるツールが3種類も持っていたが、尻尾のモールドは0.2mm程度である。

最初はケガキ針でちまちまやってみた。


精密ケガキ針 (TM-24)

精密ケガキ針 (TM-24)

  • 出版社/メーカー: ミネシマ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



当然だが針なので、まるで掘れている感じがしない。後で墨入れする程度の細い線ならこれでいいだろうが、モールドやるには細すぎるのでツールを変える。

次に選んだのはペンライナー。ヨドバシでも売っている。



太さが3種類あって1200円弱と安い。これは形状が使いやすそうに見えるが罠で手元が見えないので心臓に悪い。

そこで次はラインチゼルを試してみた。


Mr.ラインチゼル用替刃 0.2mm GT65B

Mr.ラインチゼル用替刃 0.2mm GT65B

  • 出版社/メーカー: ジーエスアイ クレオス
  • メディア: おもちゃ&ホビー



これこそ求めていた彫り味といえるだろう。ラインを掘るならこれがベストといえる。彫りやすいだけではなく、ひっかく感じで使うので手元がよく見えて使いやすい。また、ピンバイスを持っていればそれに付け替えるだけなので持ち手をわざわざ買う必要もない。素晴らしいツールなのだが、自分が持っているのは0.1mmであるというのが罠である。なぜ0.2mmを買わなかったのか。

知り合いはスジボリ堂のタガネをしきりに進めるのだが、自分の用途ではこれで十分だろう。やすいし。といっても600円もするので必要な幅は前もって調査しておきたいw



HGUC ハンブラビ予約開始 [プラモ]


HGUC 1/144 RX-139 ハンブラビ (機動戦士Zガンダム)

HGUC 1/144 RX-139 ハンブラビ (機動戦士Zガンダム)

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



てか1200円とかやすいわー

BRZのプラモ発売決定 [プラモ]


1/24 スポーツカーシリーズ No.324 スバル BRZ 24324

1/24 スポーツカーシリーズ No.324 スバル BRZ 24324

  • 出版社/メーカー: タミヤ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



BRZ欲しいなぁなどと思いつつプラモがでるとのことなので買おうかと。
お前はいくつ積みプラがあるんだと言われると何も言い返せないのだが。


1/24 スポーツカーシリーズ No.323 トヨタ 86 24323

1/24 スポーツカーシリーズ No.323 トヨタ 86 24323

  • 出版社/メーカー: タミヤ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



86じゃないの?っていう意見はあるかもしれんが、86というかトヨタ・レクサス系のスタイルがどうも好きになれなくてな・・・

これでForzaにも出てくれればいうことないんだが・・・

精密金ヤスリノススメ [プラモ]

プラモを作り始めて半年位たって秋葉にいったときに買った精密金ヤスリが気に入っている。
知り合いに精密金ヤスリ便利だぁよ。買うべきだぁよ。と煽ったものの、どのメーカーかわからなかったので調べてみた。

・アソビットあたりの店で買った
・1000円前後

という記憶しかなかったが、

・GoogleMapでアソビットであろうということを確認
・アソビット通販からそれらしい名前を発見
・さらにぐぐってみる

とやったところ、やっと見つけられた





上野文盛堂 というのがぐぐってもろくに情報が無く、アソビットのHPではイメージ図すらないし説明もない始末。

上記のイエローサブマリンにもこう書いてある。

○目が細かく、金属加工にも使える精密ヤスリです。
○握りがビニールコーティングされているので、持ちやすく、長時間の作業でも手が痛くなりません。

これじゃわからないんだよぉぉぉ
このヤスリのいいところは、

・600~800ぐらいの目の細かさ
 ヨドバシで売ってるヤスリは、細めと言われるやつですら400ぐらいなのでプラモには使いにくい
・金ヤスリなので切れ味が落ちない
・幅も細さも丁度なのでHGUCの面出しに丁度いい
・さらに片面の細い面にもちゃんとヤスリ面があり、本当に細いところもヤスれる

と「1200円? たかっ」という人も満足できるほどの代物。我ながら良くかったなと。

ふと気になって調べてみたが、昔は1050円だった記憶がある。
どうも再販されたときに値上がりしたのかイエサブが高いのか。

http://www.asobit.net/shopdetail/028002000098/
アソビットだと1280円だが・・・

http://www.hobbyland.co.jp/catalog/index.php?manufacturers_id=3070
こっちだと1050円

これ以上のものはスイス製のバローベ(2000円~)になってしまうのでこのモデルはお勧め。

秋葉のアソビットやイエサブで売ってそうなので一度実物を見てみるといいと思う。
金ヤスリは大きさ、重さ、目の粗さは手にとって見ないとわからないと思うので、秋葉いける人はポチる前に実物を見たほうがいい。

エンジニア ツールケース KSE-03 購入 [プラモ]





最近道具が増えてきたのと、なんだかんだいって知り合いの家でプラモを組むことが多いので買ってみた。
#またしてもSo-netのAmazon検索がタコでリンクが貼れないので楽天のリンク
あと04/06と大きいバッグもあったのだが、あんまりでかくてもしょうがないかなと思い一番小さいものを選択。
ヤフーのポイントが余ってたのでヤフーショッピングで購入。

早速道具を幾つか入れてみたが思ったより使いにくい。
ホールドはきつすぎるか、緩すぎるかという感じだし、遊びがない。一番端は大型のツールをホールドするようになっているが、プラモでは必要ない、とあんまりお勧めではない。
そもそもこのツールケースは一般的な工具用(ペンチ、ドライバー、ハンダゴテなど)なので仕方ないかもしれない。

ただ、ニッパーは刃先を守りたいというのがあったので、その点では使える。

EIGER TOOL 精密マイクロナイフ 購入 [プラモ]

知り合いの家で凹みの中の接着剤をそぎ落とすのに貸してくれた彫刻刀みたいなのがすごく感触が良かったので、ヨドバシで買ってきた。

名前調べたらタイトルのように、なんというか会社もしらないし、名前も平凡。


マイクロナイフ 平刃・1.2mm (TK-02)

マイクロナイフ 平刃・1.2mm (TK-02)

  • 出版社/メーカー: アイガーツール
  • メディア: おもちゃ&ホビー



実際買ってきてみると、平刃なのにちょっと斜めになっていて、今じゃ日本の工作技術もこんなもんだなぁとちょっとがっかりもしたもんだが、Made In Japanというのもあるし、実際使い勝手はいい。

あと、ヨドバシのほうが1000円ジャストで安いのでヨドバシで買える人はヨドバシで買ったほうがいいと思う。

お気に入りの道具が増えてきたので、ツールバッグみたいなのが欲しい昨今である。


接着剤つけてるので片手は組んでない状態のガブスレイの後ろ姿。
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横田基地いってきた [プラモ]

 知り合いに誘われていってきた。ミリタリーオタというわけでもないのだがプラモの塗装やデカールの参考になればと行ってきた。なのでプラモタグ。朝5時起き。9時頃到着。

 前日は大雨でどうなることか焦ったし、当日も駅についたら雨が降っててデジカメがピンチかと思われたが、無事雨はやんでくれたので助かった。が曇りなので撮影がちょっと難しかった。

 入り口は簡単な手荷物検査と「抜き打ち」の金属探知機チェックがあった。目の前の知らないおっさんがいきなり米兵に呼び止められた上に、米兵が説明をうまくできない上におっさんも理解できていないので謎の緊迫感があって面白かった。手荷物検査は割と適当。というか、サッカーとかみたいに両脇で通過するようにするべきではないか。片側にしか無いのでスルーし放題だった。入場は無料なのもあって、割と人が多く地元のおばあちゃんや親子連れが多かった印象。30分ぐらい並んだ。

 中に入ると出店が多い。なぜか1ドル100円計算。76円割ったというのに。どこぞの出店では「支払いはできるだけ円でお願いします」と書いてあったらしいw

 適当な写真で露出を補正する。最初写真が真っ暗で何事かと思ったが、前に使った時が屋外で超炎天下だったので露出を絞っていたようだ。前に使ったのいつだろうか・・・
デジカメに置いては露出はほとんどホワイトバランスという意味に近い。暗いところを撮影して真っ暗にならないように調整しつつ撮影。+0.5ぐらいにすると丁度良かった。+1.0だと白潰れな感じ。

使用機材はPENTAX K100Dとタムロンの18-250mmのお気楽セット。

戦闘機、輸送機、ヘリが展示されていたので、全体写真、マーク、ノズル、サビ、汚れをメインに撮りまくる。軍事用デカールや塗装の参考になった。

・作業員がミスしないように警告を出す。
・外部からの制御用端子、アース端子などが書かれている
・非常事態の救助方法、輸送機の場合、ドアの開閉方法だけでなく、ここの壁を破ればいいというようなことまで書かれている。
・戦闘機の場合、羽根の上に乗るなという意味で「NO STEP」の文字が入る。
・停止中はジェットエンジンには保護カバーがかかっていて、アースしてある。
・プロペラ機の場合、プロペラが回るところには警告ラインを引いている。
・プロペラやヘリの羽根には必ずシリアルNoが書いてある。消耗品だから?
・自衛隊の場合、日本語
・センサー周りなどは「DO NOT PAINT」
・稼働したり、ジェットの廃棄部分にはDANGERや危険の警告
・ジェットエンジン内部は作業員が目視しやすいようにカラフルになってる。特に内側は明るめの色が塗ってある。色は機種によって適当。

ジェットエンジンとかヘリのローター周りとかは最高ですな。あと輸送機の迫力もすごかった。輸送機やヘリは搭乗できるようになってて人がたくさん写ってるので割愛。


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インナーフレーム塗装 [プラモ]

HG Zガンダムを作ったあと、「今の私ならガブスレイも塗装できるッッッ」と意気込んではみたものの、後ハメの方法がさっぱりわからずぱち組放置して数年。

その後MG ガンダムシュピーゲルを塗装したのはBlogにも書いた。
完成したものを今冷静に見てみると

・肩パーツの凹みぐらいはパテで埋めておくべきだった
・インナーフレームの塗装はどうにかしたかった
・ドライブラシで暗い部分のエッジをたたせてみたかった

と粗い部分が目に付く。

が、当時を思い出してみると、3回ぐらい締切りを伸ばしていたので、雑でもいいから、いい加減完成させるべきという圧力があったので、やむなしと言える。

とにかく塗装したければ長老Aの「ランナーごと塗って組み立てる」という後ハメもへったくれもない方法もあるのだが、それは小学生の時にすでに通過した道なので今更やる気もしない(一度はやってみるべきかもしれないが)。ただ、原発問題のように0か100かではなく、70ぐらいで手を打つという方向性を模索すべきだろう。そういう点ではランナーごと塗ってしまうというのもありである。

塗装の最大の問題は塗り分け。
HG Zでは作例が多かったのもあって

・後ハメの方法が調べればすぐに出てきた
・どうしても塗り分けが必要ならマスキングを行う

と乗り切れた。が、マスキング手法はかなり抵抗が高い。というのも、塗るぞ!とモチベーションがあがって塗った後に、続きはパーツが完全に乾いた3時間後とか集中力が切れるのが容易に想像できるからである。なので、組み上げてしまってほとんど塗り残しが見えないぐらいで、バーっと吹いてしまい、細かいところはちょんちょんぐらいがちょうどいいのだが、HGぐらいのサイズだと細かいパーツも多く、なかなかそうもいかない。

特にインナーフレームは、可動部分でもあるので、塗る、組み立て、塗る、組み立て、塗る、組み立てとなりやすいので、結果としてMGシュピーゲルでは肘以外のインナーフレームはまったくぬらなかった。が、ぬらないとぬらないでやっぱり塗った部分との差が気になる。

次の完成予定であるHGガブスレイでは、そのまま塗ったのでは見栄えがしない。というか塗るからには質感を変えたい。前にAFV風のガブスレイを見て非常に好感触だったので、この方向性で行こうと思ったが、サイトがジオシティーズだったせいか、消滅してしまった。画像を保存しておくべきだった。

ただ思い起こしてみると

・インナーフレームは金属風メタル塗装
・外殻は砂漠仕様

だったイメージがある。外殻の色合いをどうするかはまだ考えていないが、インナーフレームのメタル塗装は今回の機体ではマストであると考えている。

前置きが長くなったが、シュピーゲルで失敗した足パーツでメタル塗装の練習をしてみた。が、普通に金属風にしても浮いてしまうので、越智信善風インナーフレーム塗装をやってみることにする。
越智本(カンペキ塗装ガイド1,2を勝手にそう読んでいる)によれば

・シルバーとつや消しブラックでメタリックグレーを造る
・それをエアブラシで塗る。
・エナメルのフラットブラック(赤みが欲しいときは、フラットブラウンも添加)を7倍ぐらいに薄める。
・それを筆で塗る。
・エナメル溶剤でスミを落とす
・スミの上からスモークグレーを軽く吹きつけて落ち着かせる

と、3段階塗装なのも問題だが、いきなりブラシが必要という敷居の高さ。これは長老Aに任せ、越智風塗装改(悪)でやってみることにした。

・シルバーで塗る
・エナメルのフラットブラックを塗る

これだけ。写真をじっくりみたところ、どうせフラットブラックを塗るのなら光ってれば何でもいいと判断。

シルバー塗装
特に表面処理も無く塗ったので、ヤスリをかけた部分とそうじゃない部分で光沢の加減が違う。が、どうせ上から塗ってしまうのできにしないことにする。が、組んでから塗ったので関節に塗り残しができてしまった。

エナメルのフラットブラック塗装
これが思ったより難しい。濃度の調整をどれぐらいにしていいかわからず、最初は薄すぎてまったく乗らなかった。が適度に塗ってみると金属光沢っぽい感じがよく出ていて非常によい。

で、完成したのがこれ

001.JPG

撮影が適当で暗くなってしまったが、無塗装の右側の腕パーツと比べれば、暗いながらも金属光沢があるインナーフレームになっていて非常に良い。

膝の上の左右のパーツで色が違うのは、片方がヤスリをかけていて、片方がヤスリをかけていないから。ヤスリをかけたほうは凹凸に塗料が付着してより暗くなる。インナーフレームとしては暗いほうがよいので、手順としては

・600or800で表面処理
・シルバーで塗る
・エナメルのフラットブラックを塗る
・溶剤を含んだティッシュで程良く落とす

でなかなかいい色合いの物になると思う。
エナメルを適当に塗るといい感じでスミ入れしたのと同じようになるので、ディティール感もアップ。

002.JPG

前にメタルブラックで塗ったときは黒が多すぎて、パッと見はただの黒で塗ったかのような感じになってしまい、灰色の代用にはならなかったのだが、今回のは色合いもほどよい。これはガブスレイに採用すべきであろう。

新塗装ブース [プラモ]


Mr.塗装ブース

Mr.塗装ブース

  • 出版社/メーカー: ジーエスアイ クレオス
  • メディア: おもちゃ&ホビー



吸引力があるのと近場で売ってたのでクレオスの塗装ブースを買って使っているが、問題点はいくつかある。

・うるさい
 静音厨の自分としては我慢しがたいレベル。小型のシロッコファンが回るので本当にうるさい。
 このGK全盛のご時世に箱○を買い直した自分には耐えられなかった。
・うるささと風量が比例していない
 その割に吸引力が無い。特にスプレーを横から移動させながら吹くと間違いなく部屋の中に拡散する。
・フードがペラペラ
・フィルタがすぐ詰まる
 これはしょうがないのだが、ガンプラにスプレーだとほとんど空中散布するようなものなのでパーツに乗る塗料よりもフィルタに詰まる量のほうが多い。
・フードとハニカムフィルタがすぐ動く
 これは両面テープとかで止めればいいのだろうが、デフォルトだとすぐに外れる。

吸引力ならタミヤのツイン一択と買った後に見かけたが、すでに買った後に2万もするものも気が引けていたので、塗装ブースを使いつつも部屋の換気を良くして、だましだまし使っていた。

が、次のコンペに向けて久々に電源をいれたら激しくうるさい&吸引力がない。

幸い何で手に入れたか覚えてないが、使えそうなアマゾンのダンボールが2個あったので塗装ブースを自作した。実は昔自作しようとしてめんどくさくなった経緯があり、換気扇、ダクトはすでにあったりしたので

・ダンボールのそこが抜けないようにガムテープで補強する
・アマゾンの底板の真ん中に換気扇用の穴をあける。
・ダンボール1に底板を貼りつけ、換気扇用の穴をあける
 フィルタ交換とひもがあるので下側にスペースを作るようにする。
・換気扇をはめ込む
・ダンボール2にダクト用の穴をあける
・ダクトをはめる
・ダンボール2にダンボール1を入れる

で完成

001.JPG

・真ん中のダンボールが塗装ブース
・上がつくろうと思って途中で投げ出した残骸
・左がクレオスのやつ。奥のパイプがダクト。

ちょっと動かしてスプレーをふいてみたが

・吸引力は確実にアップ。クレオスのやつとは比べものにならない。が、シンナー臭さは多少残る。換気は必要。
・ダンボールのフードが横への拡散をふせぐのでイイカンジ。
・音はちょっと静かになった程度でうるさい。がガマンできるレベルにはなった。
・空気漏れが心配
・上に物が置けるようになったのでいい感じ。
 ただ、あんまり重いものは置けないので、失敗した塗装ブースは乾燥ブースとして使用する予定。

と概ね満足良くレベルになったが、造りが雑なので、空気漏れでシンナーが還流するのが機になる。塗装ブースを使っているとは言え、窓を開けて換気は良くして塗装をするのがデフォだろう。
あと、今にして思うとフィルタ交換まで考えれば換気扇を東芝製にすればよかったと後悔。

なお、使用したアマゾンのダンボールはたまたま同じ大きさで換気扇が使えるものがあったので、これの入手が一番難しいとは思う。

■線香画像を追加

006.JPG
線香の煙が見えなくなるほどの風量。奥の換気扇から30cm以上離れていてこの風量である。これは市販品には無いレベル(言い過ぎ)

005.JPG
上部から真横に5cmぐらい離れるとこのように上の方に煙が飛ぶようになる。ここらへんが境界線。

さらに使ってみた感想。

・なまじフードがダンボールなので、照明が奥まで届かなくて暗い。これは要調整。
・吹き返しは根絶するのは難しいようだ。換気扇自体からも発生している。さらなる調査が必要。
・スプレーやシンナー使用直後は部屋が臭かったが、風呂に入ってもどってきたらまったく臭いがしなかった。これは今までのクレオス塗装ブースでは無かった現象。
・風量がすごいので、換気扇の近くに使用済みシンナーティッシュなどをおいておくとあっという間に乾燥する。
・ダンボールの蓋に穴をあけて閉じられるようにしてみた。

改善は必要だが、なかなかいいデバイスが完成した。

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