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シドニアの騎士 全巻購入 [本]


シドニアの騎士(1)

シドニアの騎士(1)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/09/23
  • メディア: Kindle版



すっごい前に誰かに薦められた気がしたようなおぼろげな記憶があるのだが、TLで無料と聞き、1巻読んでみたところ、設定がギャラクティカに似てたので、最近実装したと言われるKindleまとめ買いで全部買った。

・宇宙空母ギャラクティカ
 宇宙人に地球を破壊されて、別の惑星を探しに行く海外SFドラマ
 資源が宇宙船しかないので、閉所でいざこざが起きるところが見どころ
 旧版はイケメン、新板はいかついおっさんが主人公。新板はおっさんの苦悩を毎週見る。
 敵は正体不明の宇宙人(有機物っぽいかどうかは忘れた)
 船団
 ロボは出てこない

・シドニアの騎士
 宇宙人に地球を破壊されて、別の植民惑星を探しに行くアフタヌーンの漫画
 敵が強すぎて味方がバンバン死ぬが、それすらリサイクルの和に組み入れてしまっているのが見どころ
 主人公は一見ムサイ兄ちゃんだが、才能がずば抜けていて、人間意外にも好かれハーレムを築く
 主要キャラの男女比が1:3ぐらい(印象)
 敵は正体不明の有機物っぽい宇宙人
 単騎
 ロボが出てくる
 
最近SF分が不足していたので、面白かった。

難点は、アクションシーンで何が起きているかわからないことがかなり多い。アフタヌーンのページ数の制約はあると思うが、かなりシーン間が飛んでるので想像力を要求される。あと、絵のレベル的には少し低い。雰囲気は出ているので脳内SF補正がかかれば面白いと思われる。というか、設定的にギャラクティカと大変かぶるので、シドニアの騎士に足りないなぁなんて思うところは脳内ギャラクティカ補完すると不思議と満足する。

逆に、新板ギャラクティカは内容が重すぎて気軽に見れなかったが、シドニアの騎士はだんだんハーレムモノになりつつあり、気軽に見れるといえば見れる。SF的に小難しい話が多かったのは、初登場の1巻ぐらいで残りは割りとカジュアル。

14巻の段階で、割りと佳境。なんとなくそろそろ終わりにむけてスパートのようにみえるが、こういうのは終わらせ方が難しいし、うまく終わりそうな気もしない。と割り切った上で、プロットだけで面白そうと思えるSF好き、ギャラクティカはそこそこ好き、ぐらいの人なら普通におもしろいと思う。

ハイスコアガール [本]

新年会の時に某先輩がハイスコアガールが(格ゲー的に)懐かしい気分になれるよと言っていたのを急に思い出したのでKindle版を購入してみた。


ハイスコアガール: 1 (デジタル版ビッグガンガンコミックスSUPER)

ハイスコアガール: 1 (デジタル版ビッグガンガンコミックスSUPER)

  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2012/02/25
  • メディア: Kindle版



悲しいことにあまり人気でない作品の古本はすぐ1円になってしまう。これも送料いれても古本のほうが安いのだが、自炊がろくにすすんでいない物理メディアの管理がめんどうになってきたので、Kindle版を購入した。ポチったらすぐ読めるのもよい。

内容は小学校高学年の主人公がスト2にハマるあたりからのゲーセンなどのゲームにハマりながらひねくれたラブコメするような漫画。絵がきれいなわけじゃないし、ヒロインも可愛いわけではないのだが、それが味があってよい。

主人公はスト2が出た当時小学校6年という設定だが、自分は多分中学校ぐらいだったと思うので世代も近い。
そういう思い出補正が無いとこの漫画は全く面白くないと思うが、今となってはレトロゲーの要素がいちいち入っているので、おっさんには楽しめる漫画だと思うが、やっぱりストライクゾーンが狭い漫画でもある。

あと、少しネタバレするとバニシング無し時代のザンギでは飛び道具がきつすぎて勝てないのが実感としてあるので、ないわーと思ってしまうかどうかもさらにストライクゾーンを狭める要因にもなる。自分はザンギ使っていたのを思い出し、ロマンを感じたのでブログを書いてみた。

ビジネスロージャーナル 1月号 データ活用ビジネスとプライバシー問題 [本]


BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2013年 01月号 [雑誌]

BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2013年 01月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: レクシスネクシス
  • 発売日: 2012/11/21
  • メディア: 雑誌



高木浩光氏が常々問題にしていることをまとめてあるので、普段からウォッチしている人には特に買う必要はないかなとは思うが、丁寧な論調になっているのである程度フォーマルな文章で読みたいという人は買っても良い。また、ちょっと高いがAndroidで副次的な商売をしようとしている人は必読であるといえる。

ただ、こういうユーザーの同意のもとにあらゆる情報を収集してしまうという問題は2000年初頭からインターネットに慣れ親しんだ人でないと感覚的にわからないのではないかと思う。

ある程度インターネットが普及してからは、PCにおいては行儀の悪いアプリは根絶された。しかし、携帯電話の登場により、携帯電話固有のIDが広告に適していると爆発的に普及した。また日本では特にプライバシー議論もなく、ガラケー特化サービスが溢れかえった結果、スマホでは何をやってよくて何をやったら悪いかという問題が業界的に判断されないままリリースされることが立て続けに起こっている。

また事業者側の言い分が書かれているのがなぜか匿名というのが面白い。会社の名前を出して議論できないのか。Googleへの愚痴を書く暇があったら、自分のところはGoogleよりもEvilではないと会社の名前を出して胸を張って主張できないのか。とくに最後の「3」の広告業の人は同じ事を言っているぐらいなので、名前を出して欲しかった。

世界で勝負する仕事術 読了 [本]


世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記 (幻冬舎新書)

世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記 (幻冬舎新書)

  • 作者: 竹内 健
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2012/01/28
  • メディア: 新書



普通はこの手の啓蒙書みたいなのはあまり買わないんだが、著者の経歴や最近やっていることが気になって買ってみた。

タイトルとは裏腹に大半は著者の経歴で、なぜそうしたかのかという考え方に基づくものが多く、「こうしろ」ということはあまり書いていない。一方でこういうふうにしたほうが良いだろう的なことが多くいかにも日本人的である。

著者は東大博士課程卒の上に、東芝で研究職を続け、在職中に論文を書き、TOEICはほぼ満点、その上海外に渡ってMBA取得し、今は東大で研究職というスーパーマンなので、一般人が読んだところで参考になるのだろうかと思う。

一方で社会である程度知的なエンジニアとして働くのであれば、この本の内容は大抵の職業に当てはまるとは思うのでイメージが湧かない人は読んでみるといいとは思う。

また、著者が「こうしたほうがよい」というのは日本の会社が「こうしたほうがよい」ということが多いので、個人ではどうにもならない。経営者がこういう意識があり、直下の部下がそういう意識を汲み取る組織であることが重要であり、これを新卒のペーペーがやろうとしたら社内的にもモチベーション的にも3年以内にやめることになるのは確実だと思う。

ただ、これはこの本にかぎらずどの本でも言えると思う。組織は上司の能力以上には動かない。結局上司の方がどの程度先まで見通しているかに依存する上に、不景気な今はまず間違いなくこの本のように動ける人はいない。結局一度は破綻して痛い目に合わないと変わらないだろうと予想する。

下のやつはなぜか一緒にオススメされてたのでなんとなくリンクw


勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

  • 作者: 梅原 大吾
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2012/04/02
  • メディア: 新書



采配 [本]


采配

采配

  • 作者: 落合博満
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2011/11/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



知り合いが貸してくれたのでさくっと読み終わらせた。
内容は落合らしく俺流であるといえる。本人は俺流を否定しているが、「こうすればいい」ということを貫徹できる人はそうそういないだろう。現実社会ではわかっててやらない事のほうが多いのでそういう意味で俺流であると言える。

あと、ビジネスマン向けの啓蒙書的な側面があるのだが、内容はどうしても監督、コーチよりなため、3分の1程度は新人、残りは管理職が心得ておくべきことというような比率に感じた。正直ここに書かれてる内容を管理職がやってるような企業は活力があるだろうなという印象。

プロ野球的な内容としては契約について書かれていた。WBCになんで行かなかったんだと言われたが、球団と直接契約している個人事業者である選手に、明確に球団との交渉もせずになあなあでWBC言ってくれというのは球団に対しては契約違反になると。契約や法律よりも人情みたいなのは日本らしいなぁと思った。

書いてある内容はどれもごもっともで、かなり冷静に書かれているが、ある対談では日本シリーズで完投させなかったのは、本人が交代を言い出すまでは自分からは言い出せなかったとかなり感情を込めていっていたので文章だと冷静だが、よく読めばそのときの葛藤がわかると思う。

本当は感情的だが、それは表に出さずに戦うというのも本人の心得の一つなので有限実行しているのだろう。

あまり内容は野球とは関係ない事が多いが、プロ野球の事情にある程度は知っていないと理解出来ない部分があるため、わかってる人は面白いだろうが、やっぱりプロ野球知らない人が読んでも啓蒙にはならないかなとは思った。

俺流の考え方がよくまとまってるので、どういう考えで動いていたかを理解したい人にはオススメ。

ニュースになった毒 読了 [本]

たまにつぶやいているが有機化学のBlogで紹介されていたので買ってみた。


ニュースになった毒 (科学のとびら)

ニュースになった毒 (科学のとびら)

  • 作者: Anthony T. Tu
  • 出版社/メーカー: 東京化学同人
  • 発売日: 2012/03
  • メディア: 単行本



内容はあまり詳しくない人でも読めるが、化学式はふんだんに出てくる。麻薬、有機溶剤など危険物の類、そして放射性物質など、広く浅く解説されている。

値段もそこそこ、厚さもそこそこなので化学式に詰まらなければすぐに読み終わる内容。

毒の作用といってもいろいろあるなぁとなかなか面白かった。
例えば、麻薬は脳内物質の抑制を阻害することでハイの状態を抑制しなくなるとか、放射線の影響を一番受けやすいのが腸で、核爆弾で被曝すると今ある細胞が死滅した後、新しい細胞が再生してこないために一週間後に死ぬとか、人体にとっての毒性の多様性があり興味深い。

雑誌の連載をまとめた本らしく、軽い内容で、福島原発を含めた放射性物質について言及しているが、専門の有機化合物に比べると内容が浅く感じる。あまり事件の内容ではなく、放射能の害についてデータをもう少し引用して欲しかったと思う。

読み物としては可もなく不可もなくといったところ。

史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち 感想 [本]


史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (SUN MAGAZINE MOOK)

史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (SUN MAGAZINE MOOK)

  • 作者: 飲茶
  • 出版社/メーカー: マガジン・マガジン
  • 発売日: 2012/03/14
  • メディア: 単行本



やっと読み終わったので感想。
高いのもさることながら、厚かったので読むのに時間がかかった。といっても文字も大きいし、読みやすいので気合を入れて一気に読み終わった。読むのが早い人なら1日だと思う。今回は前回ほど刃牙度は高くない。

内容は前著が西洋哲学、今回が東洋哲学でインドおよび中国での仏教の教え、哲学を書いてある。どうも東洋哲学というのが胡散臭いなぁと思っていたのもこの本で納得した。いや、納得というか前々から感じてはいたが、それを文章にしてもらった感じ。

2000年以上前の人たちがどういうことを考えていたからこういう教えが根付いたというような、原因や背景がわかりやすくかかれている。

ただ、1つだけ納得しなかったのは、科学も思い込みであるということ。まあ、確かに「マトリックス」のような考えが東洋哲学の根底にあるのだが、そのような世界では科学も思い込みの1つにすぎないといえる。しかし、純粋理系な自分にとってはどうしてもその部分は納得できないので、死ぬまで解脱することはないだろう。

よく、「科学も宗教だ」という人がいるが、東洋哲学は胡蝶の夢やマトリックスのように考えるので、この本を読めば確かにそのように感じるのもわかる。しかし、2chとかでいうような自分が理解出来ないから宗教と言ってしまうのとはわけが違うと思う。理解っていうのも東洋哲学は否定するのだが。

結局のところ東洋哲学全般に言えることは、無とか無常観みたいなものがあるので、理解したところで何の足しにもならないなーということw。東洋哲学とはわけが違う。さらになんで現代の仏教があまり理解されないのかというのもさらっと書いてある。

次はイスラム編らしい?ので次も楽しみにしたい。

史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち [本]

前著「史上最強の哲学入門」は板垣イラストで一部で話題だった。
内容はあまり板垣テイストではなかったが、わかりやすい入門書として自分としては高評価だったが、東洋思想皆無だなーってところが不満みたいなことを前にBlogで書いたと思う。

http://woodyring.blog.so-net.ne.jp/2010-04-16

 惜しむらくは西洋哲学体系でとどまっていること。今や日本は西洋哲学にどっぷり浸かっているわけだが、日本においては、中国やインド、チベットといった仏教哲学は切り離せないわけで、それがなかったのが残念だった。

 結論としては哲学はどんな内容だったかなーと知的好奇心がくすぐられ、かつ、バキが好きな人には間違いなくお勧めの一冊。作者には是非、第2部アジア編として、ドラゴンロード編を書いていただきたい。


我ながら驚いた。本当に自分が書いたかどうかすら怪しいw
そして東洋思想版がついに出る。おねだんはちょっと高いが、中学や高校で苦手意識しか持っていない人にはおすすめできると思う。

そもそも学校の教科書とかって人間の考えとか感情が完全にそぎ落とされてるので、何百年も前の人の考えとかを急に結論だけ言われてもよくわからないと思う。そういう間のところを埋めてくれると期待している。


史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

  • 作者: 飲茶
  • 出版社/メーカー: マガジン・マガジン
  • 発売日: 2012/03/14
  • メディア: 単行本




史上最強の哲学入門 (SUN MAGAZINE MOOK)

史上最強の哲学入門 (SUN MAGAZINE MOOK)

  • 作者: 飲茶
  • 出版社/メーカー: マガジン・マガジン
  • 発売日: 2010/04/14
  • メディア: ムック


ナポレオン 覇道進撃 [本]


ナポレオン~覇道進撃 1 (ヤングキングコミックス)

ナポレオン~覇道進撃 1 (ヤングキングコミックス)

  • 作者: 長谷川 哲也
  • 出版社/メーカー: 少年画報社
  • 発売日: 2011/08/30
  • メディア: コミック



ナポレオン~獅子の時代~が15巻終わってしまい、ああ、またいい漫画が終わってしまった・・・と思っていたら、タイトルがちょっとだけ変わって再登場。内容は相変わらず、暑苦しい(そして臭そう)な漢たちが、暴れまわるお話。福本と同じで女性キャラがいきなりアニメ調なのがちょっとアレだが、普通に面白かった。

エクゾスカル零 第一巻発売 [本]


エクゾスカル零 1 (チャンピオンREDコミックス)

エクゾスカル零 1 (チャンピオンREDコミックス)

  • 作者: 山口 貴由
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2011/08/19
  • メディア: コミック



普通に面白い。がまだこれから発展する感じ。名作になるか駄作になるかは今後次第。

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