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ギャンブルフィッシュの確率計算

今週号で変則ポーカーで次のシチュエーションが出てきた。

(A)12枚から2回ドローしてフォアカードが出る確率

これを漫画中の台詞では

(B)12枚から10枚引いてフォアカードが出る確率

と書いていたが実際には違うと思う。
なぜなら手元にカードが何枚かある場合には5枚引けないからだ。

というわけで、昔懐かしい確率計算をしてみた。

確率計算の前に計算方法は以下のようにする
12箇所の置き場所を考える
□□□□□□□□□□□□
目的のカード以外は無視し
4箇所にカードを配置する場合を考える
□□□■□■□■□□□■


まず、間違いだと思うBパターンから。

■すべての場合
12枚中に4枚のカードが配置される場合の数は

12C4 = (12・11・10・9)÷(4・3・2・1) = 99*5 = 495通り (C)

■Bの間違えて計算した場合
12枚中の先頭10枚中に4枚ある場合の数は
単純に10箇所中に4枚あればいいだけなので

10C4 = (10・9・8・7)÷(4・3・2・1) = 210通り (D)

よって、10枚引いてフォアカードになる確率は

D÷C = 210÷495 = 42% (E)

意外に低い・・・

■本当の確率(たぶん)
ではAパターンを。
1回目のドローで何枚引くかで場合分けする
1回目のドローで4枚引く場合

最初の5枚の中に4枚ある場合

5C4 = 5C1 = 5通り (F)

5枚の中に3枚ある場合

5C3 = 5C2 = 10通り (G)

2枚引いた場合も同じ

次がポイントなのだが、当然だが5枚引けない
なぜなら3枚手元にあるので、2枚しか引けないからだ

3枚引いたときに次のドロー2枚でで残りの1枚を引く場合の数

2C1 = 2通り (H)

よって3枚の場合は

G*H = 10*2 = 20通り (I)

最初に2枚引いた場合はGの通り
2枚引いたときに次のドローは3枚
残りの2枚引く場合の数は

3C2 = 3C1 = 3通り (J)

よって2枚の場合は

G*J = 10*3 = 30通り (K)

最初1枚引く場合は

5C1 = 5通り (L)

次に3枚引く場合は4枚ドローなので

4C3 = 4C1 = 4通り (M)

よって最初1枚で次に3枚引く場合は

L*M = 5*4 = 20通り (N)

最初に0枚の場合
次の5枚に4枚含まれているので
5C4 = 5C1 = 5通り (O)

フォアカードになるすべての場合は

F+I+K+N = 5+20+30+20+5 = 80通り (P)

2回のドローでフォアカードになる確率は

P÷C = 80÷495 = 16%

■まったく嘘の確立
12枚から10枚引く確率というとなんとなく

10÷12=83%


■結論
間違った条件で計算をしても42%
実際には16%
キノコの勝ちはほぼ確定

#なんかすげー間違ってそうなので後で見直す
#2chでも同じ計算をした人がいたのであってると思う・・・
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