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カブトガニ

 子供のころ学研とかでカブトガニ、カブトエビなどを生きた化石と紹介されているのをみて、さぞ現存数は少ないものと思い込んでいたが、アメリカでは乱獲されるほど数が多いらしい。
 うなぎなどの捕獲用のえさとして使えることから、200万匹乱獲され数が少なくなったので、保護政策がとられ今では許可がないと捕獲できなくなった。
 カブトガニの血液が鉄分を成分としたヘモグロビンではなく、銅を成分としたヘモシアニンで、色も赤ではなく青。この血液には細菌に対する抵抗力が非常に強く、そのおかげで海の中で怪我をしても死なずにすむらしい。それに目をつけたのが製薬会社で、カブトガニを生きて返すことを条件に、捕獲>血液を3分の1抜き取る>放流というどっちがエイリアンだかわからないことをやっている。3分の1抜き取られることで死んでしまう数は10%。
 ちなみにカブトガニが減ったから保護されたというのは正確ではなく、カブトガニが減るとカブトガニの卵をえさとする渡り鳥が減ってしまうので保護されたという日本では絶滅危惧種ではあるが、アメリカでは最下層のかわいそうな生き物である。


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