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カレログの現状(「不正指令電磁的記録に関する罪」の問題点) [プログラミング]

夜中に急にRTが連発されていたので、何かと思ったらセキュリティ専門家の高木先生が夜中にRTしまくっていたが、その内容が「他人の行動はトレースできて当然」という人たちだったので、これは証拠集めだなと思っていたが、その後の話の展開からしてその通りだろう。 ちなみにこの事象自体も証拠(後述)

高木先生は証人喚問とかでもしつこくしつこく質問していた。

「不正指令電磁的記録に関する罪」で、「プログラムが意図しない動作を第三者が悪用した場合に作者が罪に問われるのか?」

これに対しての法務省の見解は「作者が悪用されるのがわかってて放置した場合はありうる」。つまり「内心どう思っているか」に依存している。

包丁に例えると、「誰かが殺人をする可能性を考えてましたね?」と言われて「ハイ」と答えたら有罪になる。あと有名な会社だったら訴えられない(by岡山県警)。「常識的にありえないでしょう」とどや顔で言う検事や裁判官の顔が眼に浮かぶようだ。

カレログはストーカー行為を助長する目的で作ってるのは間違いないのだが、トップページに二十未満は使っちゃダメとか、相手の合意がいるとか責任逃れのことをたくさん書いてある。

で、最初の話になる。「カレログが必要だ」という人は「相手のプライバシー侵害のことは毛程も考えていない」人しかいない。自分がみられるのは困るけど人のは見たい。そんな人達のツイートを高木先生はサンプルとして集めていた。つまり高木先生は「こういう人達がいるのをわかってて、まだアプリを公開しているのは「不正指令電磁的記録に関する罪」に相当するのではないんですか?」という意味があってやっている(はず)。

ちなみにプライバシー侵害していることは間違いないのでマカフィーは速攻ウィルス認定したようだ。
http://home.mcafee.com/VirusInfo/VirusProfile.aspx?key=575603

これを証拠として、それでもなお公開していたということは「犯罪を助長する明確な意図があった」と言うことも可能だし、マカフィーほどのでかい所が言うなら、と「裁判所が思ったら」作者は前科者になるだろう。

結局、法律を変えてはみたもののLibrahack事件から何も進展していない。
http://librahack.jp/

以下、その後の展開、ケータイウォッチが先走った。

彼氏追跡アプリ「カレログ」はウイルス? 沈静化目指す提供元 - ケータイ Watch - http://goo.gl/arFsI
本来、彼氏に見つからずに監視するというコンセプトであったため、アプリのアイコンは一見して「カレログ」とわかりにくいものであったが、わかりやすい形に変更された。


開発元が必死に俺は悪くないアピールしてるのにw
実際このケータイウォッチは勇み足だったようだ。

が、あるアングラ雑誌におもいっきりストーカー目的で造りましたと作者が自白しているという。今なお進展中の事案なので要チェックである。

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