パシフィック・リム見てきた [映画]
結論から言えば95点
トランスフォーマーが映画化されたときに、期待と不安が入り混じったまま見に行った。
そしてトランスフォーマーが見事に実写化されていて感動した。
それと同じように「ぼくのかんがえたさいきょうのぱしふぃっくりむ」が見事に映像化されていた。
なのでトランスフォーマー1を見た時に感動した人は間違いなく感動できる。
散々PVでやっていてロボが投げられるシーンとかが見どころだったら本当にどうしようかと思っていた。
古くは古いほうのスパイダーマン、最近だったらグランドマスターだろうか。(見てる人はいないだろうが)
しかし、不安は開始直後から吹き飛んだ。
のっけから、ロボvs怪獣の盛大な殴り合い、殺し合いが始まる。
この時のクオリティが本当に素晴らしい。この部分だけでかなり満足した。
ロボの重量感といい、映像のディティールといい、ハリウッドCGの力が遺憾なく発揮されている。
そして人間ドラマをあっさりやる割り切り。これもいい。
主人公にトラウマができるとか、ヒロインにトラウマがあるだとか、いろんな主人公がいろんなものを抱えているだろうけれどもそれをいちいち描写するのは映画のやることではない。
登場人物は多かったが、わかりやすい設定だけをして、さっと出してさっと退場させる割り切り。
最近のトランスフォーマー3やバットマン3ができなかった、続編であるがゆえのgdgd感がまったくない。
ここらへんで後ろの席のバカップルがなぜか途中退場していったときに荷物を頭にぶつけられて心底腹がたったが、デートでこんなもん見に来るなと言いたい。
でかい戦闘を3回ぐらいやって、作戦終了して完了!
ラブロマンスは匂わせるだけで終了。SF映画としては最高の出来だと思う。
難点はやっぱりいくつかあるが、難点のない映画は無いのでまあちょっと気になったぐらい。
・日本の描写が甘いこと
アメリカ人の考えた適当な日本という描写がところどころにある。が、これも味か。
舞台が結局、日本ではなく中国なのも割と意味不明。
ただ、これは資金面的に中国ははずせなかったので苦渋の選択ではなかったか。などと考えてしまう。
今やハリウッド映画で中国の影響を考えないことはできないのだろう。
主人公の名前を森さんしたのは監督の最後の抵抗だったのではないか。
日本人である必要もないなとは思ったが、割と日本人ぽかったのはがんばったのかもしれない。(好意的解釈)
・ワームホールの設定
怪獣のDNAが通るのには必要という話だったが、帰りは無かったと思うので通れないのではないか。逆方向だけ必要ということだったんだろうか。
・暗い所でのバトル
最近のハリウッド映画の風潮として暗い場面で闘うことが多い気がするのだがどうだろうか。
正直何をやっているかわからないので、作る側のひとりよがりではないかと思っている。
今回は大雑把なバトルだったので暗くても他の作品よりはマシだった
・森さんの殺陣が甘い
まあこれは映画の宿命・・・。あと吹き替えが林原さんなのもちょっと。キャラのイメージが強すぎる。
とネガティブなところを並べてもなお、95点。
これは兎にも角にも巨大ロボと怪獣のバトルにハリウッドがまじめに取り組み「金のかかった円谷」を見せてくれたからに他ならない。本当に感動した。映画の日があるならもう一回は映画館で見てさらにBDが出たら買って見る。
まさか、ここに来て今年の俺的ベストムービー候補がこの映画だとは予想外だった。
余談だが、結構グロいし、スタイリッシュでもないアクションが多いので女子供にはマッタク向かないと思ったのだが、子供や、老婆も見に来ていたところに川崎の客層の広さを感じた。
あと、核や被曝を熱かったので日本に配慮して公開を遅らせたらしいが、はっきりいって杞憂。
物語の描写としての間違った放射能感が見事に描写されているだけなので、良識的な原発推進派も反原発派も見に行ってないわーと笑ってやれば良い。
まあとにかくよかった。感動した!
トランスフォーマーが映画化されたときに、期待と不安が入り混じったまま見に行った。
そしてトランスフォーマーが見事に実写化されていて感動した。
それと同じように「ぼくのかんがえたさいきょうのぱしふぃっくりむ」が見事に映像化されていた。
なのでトランスフォーマー1を見た時に感動した人は間違いなく感動できる。
散々PVでやっていてロボが投げられるシーンとかが見どころだったら本当にどうしようかと思っていた。
古くは古いほうのスパイダーマン、最近だったらグランドマスターだろうか。(見てる人はいないだろうが)
しかし、不安は開始直後から吹き飛んだ。
のっけから、ロボvs怪獣の盛大な殴り合い、殺し合いが始まる。
この時のクオリティが本当に素晴らしい。この部分だけでかなり満足した。
ロボの重量感といい、映像のディティールといい、ハリウッドCGの力が遺憾なく発揮されている。
そして人間ドラマをあっさりやる割り切り。これもいい。
主人公にトラウマができるとか、ヒロインにトラウマがあるだとか、いろんな主人公がいろんなものを抱えているだろうけれどもそれをいちいち描写するのは映画のやることではない。
登場人物は多かったが、わかりやすい設定だけをして、さっと出してさっと退場させる割り切り。
最近のトランスフォーマー3やバットマン3ができなかった、続編であるがゆえのgdgd感がまったくない。
ここらへんで後ろの席のバカップルがなぜか途中退場していったときに荷物を頭にぶつけられて心底腹がたったが、デートでこんなもん見に来るなと言いたい。
でかい戦闘を3回ぐらいやって、作戦終了して完了!
ラブロマンスは匂わせるだけで終了。SF映画としては最高の出来だと思う。
難点はやっぱりいくつかあるが、難点のない映画は無いのでまあちょっと気になったぐらい。
・日本の描写が甘いこと
アメリカ人の考えた適当な日本という描写がところどころにある。が、これも味か。
舞台が結局、日本ではなく中国なのも割と意味不明。
ただ、これは資金面的に中国ははずせなかったので苦渋の選択ではなかったか。などと考えてしまう。
今やハリウッド映画で中国の影響を考えないことはできないのだろう。
主人公の名前を森さんしたのは監督の最後の抵抗だったのではないか。
日本人である必要もないなとは思ったが、割と日本人ぽかったのはがんばったのかもしれない。(好意的解釈)
・ワームホールの設定
怪獣のDNAが通るのには必要という話だったが、帰りは無かったと思うので通れないのではないか。逆方向だけ必要ということだったんだろうか。
・暗い所でのバトル
最近のハリウッド映画の風潮として暗い場面で闘うことが多い気がするのだがどうだろうか。
正直何をやっているかわからないので、作る側のひとりよがりではないかと思っている。
今回は大雑把なバトルだったので暗くても他の作品よりはマシだった
・森さんの殺陣が甘い
まあこれは映画の宿命・・・。あと吹き替えが林原さんなのもちょっと。キャラのイメージが強すぎる。
とネガティブなところを並べてもなお、95点。
これは兎にも角にも巨大ロボと怪獣のバトルにハリウッドがまじめに取り組み「金のかかった円谷」を見せてくれたからに他ならない。本当に感動した。映画の日があるならもう一回は映画館で見てさらにBDが出たら買って見る。
まさか、ここに来て今年の俺的ベストムービー候補がこの映画だとは予想外だった。
余談だが、結構グロいし、スタイリッシュでもないアクションが多いので女子供にはマッタク向かないと思ったのだが、子供や、老婆も見に来ていたところに川崎の客層の広さを感じた。
あと、核や被曝を熱かったので日本に配慮して公開を遅らせたらしいが、はっきりいって杞憂。
物語の描写としての間違った放射能感が見事に描写されているだけなので、良識的な原発推進派も反原発派も見に行ってないわーと笑ってやれば良い。
まあとにかくよかった。感動した!
核で公開遅らせたのはウルヴァリンだよ
by MEDAPA (2013-08-10 22:58)