映画 ウルヴァリン: SAMURAI 視聴 [映画]
X-MEN3部作では2が一番面白く、3はまあまあ、1はイマイチ
その後のZeroやFirstClassのほうはもっとよい というのが仲間内での評判であった
今回のウルヴァリン:SAMURAIはその路線で行くとどうにもチープに思える。
いきなり日本要素いれようとしているのが大変心配。
また間違った日本感満載でハラキリ、ニンジャ、ゲイシャみたいなノリに
なっちゃうんじゃないのなんて思ったりした。
今回は見事にそういうノリだった。
・ウルヴァリンが弱い
日本のヤクザ強すぎだろっていうね。生身の人間が強すぎてびっくりする。
日本のヤクザは新幹線の上でも戦えます。
・いくら日本でもSPが銃を剥きだして構えていたら社会問題になる
日本がこういう社会になってしまったというのであれば、そういう描写がほしい。
さらっと国家権力が弱くて一企業の力が強かったということを説明はしていたが、どうしても日本人だとそういうのは理解し難い部分。アメリカ人が銃を持たないのはありえないと思うぐらい、日本人は銃を持つのはありえないと思っている。そういうのは考えなかったんだろうか。
・ミュータントが一人しか出てこない
全然ミュータント社会になる気がしなかった。X-MEN2や3ぐらいの未来だと、もうミュータントと人間で戦争するしか無いぐらいの印象があるのに、この時代はなぜかロシア美女一人。しかも医者の肩書もち。町中でも平気で能力使ってるし、全然差別を感じない。日本って実は差別がない天国だと思われてるのか?
またその出てきたミュータントの能力がまたしょぼい。毒ですよ。毒。いくらストーリー的に必要だとはいえ映像として映えない能力をもってきたもんだとびっくり。
X-MEN:ZEROでは、「リーダー」ことサイクロップスが単に制御できていないだけで、ぶっ放して建物が崩壊したぐらい、暴れの見どころとして利用されていた。なのに今回は毒のみ。
最後に脱皮するシーンがあるのだが、どうせ脱皮するならついでに成長してアメリカンマッスルぐらいになって大暴れするぐらいのことやってくれてもよかったんじゃ。
・時代考証がよくわからない
十数億円で穴をあけて会社が傾くようなことをいっていたが、そんなしょぼい会社が政治力を持つことはありえない。
今回無用なシルバー・サムライロボを作ったというところや、カリスマ経営者が大会社を作ったというところで、本田宗一郎がモデルだったとしよう。去年のホンダは9兆円の売上高で利益は税引前利益は5千億円ぐらいであるので、仮に十数億吹き飛ばしても社内政治的には文句がでるかもしれないが、うーんという。
無駄なロボ作ってしまうあたりが、ホンダ臭いのだが、しかし日本の政治に強く影響を及ぼすといえば泣く子も黙るトヨタだろう。トヨタは売上高22兆円、経常利益1兆円を超えるまさに巨大企業である。
もしかしたら、十数億ドルだった とか、その当時(1980年頃?)であると、問題がでるような金額だったかもしれないが、その他のいろいろある間違った日本感のためにこういうところまで気にしてしまう。
・新幹線の壁がベニヤ板
これは正直ない。CGで誤魔化せ。
・ヒロインが棒
意味の分からない予知能力だけもってるヒロインっぽいのが出てくるが、まったくミュータントとしての描写がない。出した意味がわからない。あげく(自粛)
両ヒロインに共通する最悪の問題は、吹き替えがクソであること。これは正直参った。というのもこの二人のどっちが出てくる割合が多いので、そのたびに脳内では「棒だ!」とTwitter大喜利みたいな感じでツッコミが入ってしまってまったくもって楽しめなかった。
・真田が片手持ち
日本刀は両手で持つものだと爺は教えたのに、爺の息子は二刀流で片手持ちというひどさ。
あげくチンピラ的な内容でしかも生身。正直今回のストーリーの内容にするのであれば真田が超絶パワーアップして大暴れするぐらいはやってもらわないと見ている方の溜飲が下がらない。
・車がアウディ
これはすごーーーーーーく気になった。
日本を舞台にして、アダマンチウム製のロボットを作ってしまう日本の大企業が使っている車がアウディwww
プークスクス
日本ならトヨタでLFA、ヤクザであるという設定ならベンツだろう。
それをよりにもよってアウディとは・・・外人がみんなGM乗ってるのはどうでもいいが、アウディはないわー
あ、別にアウディが嫌いなわけじゃないですよ。むしろランク分けされた正しいラインアップにむしろ好きな方です。が、日本を出した映画でメインで使う車が・・・となるとねぇ・・・。製作者のこだわりをまったく感じない。
まあ、こうしてみるととにかく低予算だったなと。ウルヴァリン自体の精神的な掘り下げもなかったし、なんかマイケル・ベイ版アメリカ軍 with トランスフォーマーを見た時と同じようなコレジャナイ感を感じただけで終わった。
パシフィック・リムが怪獣映画のエッセンスが詰め込まれてて大変素晴らしかったのに比べると、今作は果てしなく駄作。60点ぐらいかななんて思っていたが、この文章を書いているうちにむかつき度が増してきたので、30点にしておく。これもBDを買ってまで見るものじゃない。今までのBDは全部買っていたが、今回は買わないだろう。
あまりにも残念だったのでFirstClassを見直すことにする。
こんなボックス出ているが、はっきりってSAMURAIは不要。他の作品だけ見れば良い。
というか、同時期にやっているマン・オブ・スティールのほうが絶対いい。
その後のZeroやFirstClassのほうはもっとよい というのが仲間内での評判であった
今回のウルヴァリン:SAMURAIはその路線で行くとどうにもチープに思える。
いきなり日本要素いれようとしているのが大変心配。
また間違った日本感満載でハラキリ、ニンジャ、ゲイシャみたいなノリに
なっちゃうんじゃないのなんて思ったりした。
今回は見事にそういうノリだった。
・ウルヴァリンが弱い
日本のヤクザ強すぎだろっていうね。生身の人間が強すぎてびっくりする。
日本のヤクザは新幹線の上でも戦えます。
・いくら日本でもSPが銃を剥きだして構えていたら社会問題になる
日本がこういう社会になってしまったというのであれば、そういう描写がほしい。
さらっと国家権力が弱くて一企業の力が強かったということを説明はしていたが、どうしても日本人だとそういうのは理解し難い部分。アメリカ人が銃を持たないのはありえないと思うぐらい、日本人は銃を持つのはありえないと思っている。そういうのは考えなかったんだろうか。
・ミュータントが一人しか出てこない
全然ミュータント社会になる気がしなかった。X-MEN2や3ぐらいの未来だと、もうミュータントと人間で戦争するしか無いぐらいの印象があるのに、この時代はなぜかロシア美女一人。しかも医者の肩書もち。町中でも平気で能力使ってるし、全然差別を感じない。日本って実は差別がない天国だと思われてるのか?
またその出てきたミュータントの能力がまたしょぼい。毒ですよ。毒。いくらストーリー的に必要だとはいえ映像として映えない能力をもってきたもんだとびっくり。
X-MEN:ZEROでは、「リーダー」ことサイクロップスが単に制御できていないだけで、ぶっ放して建物が崩壊したぐらい、暴れの見どころとして利用されていた。なのに今回は毒のみ。
最後に脱皮するシーンがあるのだが、どうせ脱皮するならついでに成長してアメリカンマッスルぐらいになって大暴れするぐらいのことやってくれてもよかったんじゃ。
・時代考証がよくわからない
十数億円で穴をあけて会社が傾くようなことをいっていたが、そんなしょぼい会社が政治力を持つことはありえない。
今回無用なシルバー・サムライロボを作ったというところや、カリスマ経営者が大会社を作ったというところで、本田宗一郎がモデルだったとしよう。去年のホンダは9兆円の売上高で利益は税引前利益は5千億円ぐらいであるので、仮に十数億吹き飛ばしても社内政治的には文句がでるかもしれないが、うーんという。
無駄なロボ作ってしまうあたりが、ホンダ臭いのだが、しかし日本の政治に強く影響を及ぼすといえば泣く子も黙るトヨタだろう。トヨタは売上高22兆円、経常利益1兆円を超えるまさに巨大企業である。
もしかしたら、十数億ドルだった とか、その当時(1980年頃?)であると、問題がでるような金額だったかもしれないが、その他のいろいろある間違った日本感のためにこういうところまで気にしてしまう。
・新幹線の壁がベニヤ板
これは正直ない。CGで誤魔化せ。
・ヒロインが棒
意味の分からない予知能力だけもってるヒロインっぽいのが出てくるが、まったくミュータントとしての描写がない。出した意味がわからない。あげく(自粛)
両ヒロインに共通する最悪の問題は、吹き替えがクソであること。これは正直参った。というのもこの二人のどっちが出てくる割合が多いので、そのたびに脳内では「棒だ!」とTwitter大喜利みたいな感じでツッコミが入ってしまってまったくもって楽しめなかった。
・真田が片手持ち
日本刀は両手で持つものだと爺は教えたのに、爺の息子は二刀流で片手持ちというひどさ。
あげくチンピラ的な内容でしかも生身。正直今回のストーリーの内容にするのであれば真田が超絶パワーアップして大暴れするぐらいはやってもらわないと見ている方の溜飲が下がらない。
・車がアウディ
これはすごーーーーーーく気になった。
日本を舞台にして、アダマンチウム製のロボットを作ってしまう日本の大企業が使っている車がアウディwww
プークスクス
日本ならトヨタでLFA、ヤクザであるという設定ならベンツだろう。
それをよりにもよってアウディとは・・・外人がみんなGM乗ってるのはどうでもいいが、アウディはないわー
あ、別にアウディが嫌いなわけじゃないですよ。むしろランク分けされた正しいラインアップにむしろ好きな方です。が、日本を出した映画でメインで使う車が・・・となるとねぇ・・・。製作者のこだわりをまったく感じない。
まあ、こうしてみるととにかく低予算だったなと。ウルヴァリン自体の精神的な掘り下げもなかったし、なんかマイケル・ベイ版アメリカ軍 with トランスフォーマーを見た時と同じようなコレジャナイ感を感じただけで終わった。
パシフィック・リムが怪獣映画のエッセンスが詰め込まれてて大変素晴らしかったのに比べると、今作は果てしなく駄作。60点ぐらいかななんて思っていたが、この文章を書いているうちにむかつき度が増してきたので、30点にしておく。これもBDを買ってまで見るものじゃない。今までのBDは全部買っていたが、今回は買わないだろう。
あまりにも残念だったのでFirstClassを見直すことにする。
X-MEN:ファースト・ジェネレーション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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ウルヴァリン/X-MEN ブルーレイBOX<6枚組>(初回生産限定) ウルヴァリン:SAMURAI スペシャル・ディスク付 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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こんなボックス出ているが、はっきりってSAMURAIは不要。他の作品だけ見れば良い。
というか、同時期にやっているマン・オブ・スティールのほうが絶対いい。
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