電王戦タッグマッチ 2014 Aブロック [将棋]
決勝前までは正直はやらかしたと思った
・切れ負けの展開の早い将棋は視聴には向かない
視聴者がついていけない
・ニコ動でサブウィンドウを切り替えるとメインの転送が止まる
これは糞仕様。
・脳波とか見れても・・・
これは上記の糞仕様と密接に絡む
今回4つ、上から、盤面、脳波先手、脳波後手とあるが、これらを全部1ウィンドウ、別窓にして表示できるぐらいじゃないと視聴者はまったく嬉しくない。
思うに裏方でやってる人は全部一度に見る環境にあるから気にしてもいないんだろう。この糞仕様のWコンボは本当に最悪だった。
また、棋譜という面でもイマイチだった
・ひふみんまったくやねうら王を使用せず
ある意味想定内w
これは脳波が出ていたのもあるんだが、これだと本当に何やってるかわからない。
やねうら王の主張を一切無視して指したというのは、決勝ラウンドと同じシステム(後述)なら面白かったと思う。
・屋敷Ponanzaで無理攻めを決行
エキシビジョンだから慎重さが無かったといえばそれまでだが、コンピュータがいけるという魅惑的な攻めの誘惑を断ち切れなかったようだ。
コンピュータのほうが強いと言われているが、通常のノーマル電王戦では平均一手4分で指すのでダメそうな場合に暴発しないことが期待されるが、一手の検討時間が1分未満だと、さすがにプロの感覚のほうがよい場合も多い。駒がぶつかり合うまで、攻めるタイミングまではプロが手綱を握っておいたほうが良いと思われる。
・高橋YSSの咬み合わない横歩
高橋九段といえば横歩だが、豊島七段に負けたYSSとの組み合わせは最悪だったと思う。YSSだけでなく大抵のコンピュータ将棋は横歩後手は勝てない感じがするが。YSSはかなり異質な読み筋だと思っているので人間が使いこなすのは難しそうというのが印象。
・中村六段の使い方
ここぞというところでかなり調べている時間が長かったが、多分一手一分以上は調べないと良い手が出てこないのを理解していたのではないだろうか。あと習甦がちょっと読みが遅いというのがあるが、感覚がプロ棋士に似ているようでかなり使いやすそうな印象をうけた
・森下ツツカナ
電王戦で森下九段のような差し回しで相性が良いのか、行くか行かないかの判断がかなり良かった。
というのがあって、読ませるなら時間をかけてじっくりという中村六段の使い方は正しかったと思う。
ただ、決勝になったときに
・切れ負けから30秒将棋に変わった
これは元々のルールだったが、棋譜の質はあがったように思える
これでも視聴者がついていくのは難しい。
・脳波がコンピュータの読み筋に変わった
正直驚いたが、これでやっとプロが選んだかどうかがわかるようになった。
ただ、脳波測定器をつけて対戦した理由が無くなった。
また、この仕様変更のためにかなり待ち時間が長かったが、藤井三浦の群馬コンビの漫才が面白かった。むしろこの部分が最高だった。
・暴発を抑制するタイプの二人が決勝だった
中盤の難解なところでねじり合うところは興味深かった
途中までは良かったが最後にトラブルが出る
・森下九段がツツカナの読み筋を見誤る
詰みを発見すると一手+評価値(0)という表示をしていたのもあってか、読み筋を見誤り、そこから相入玉模様のラウンド2が始まった。また、超手数のせいか演出かはわからないが、途中で両コンピュータともに落ちたので結局最後は人間同士でやってそれが結局盛り上がったというオチだった。
正直前半はつまらなかったが、その理由は間違いなくニコ動の放置してる糞仕様だと思うので、ああいう演出をしたいのであれば基板をしっかりしてほしいと思う。今回のとは全然関係ないがゲーム広告が最新発言を1行分隠すバグもいい加減直して欲しい。
しかし、とにかく漫才が面白かった。
・三浦九段が先手千日手を選ぶのはせこい
「私が長考するのもあるんですけど」といいつつ、積年の恨みをぶっちゃける
なお、先手千日手を選ぶ三浦九段に対し、男佐藤康光、先手番で一手損にし、しかも勝つ
なお三浦九段に言わせると、そんな簡単な話ではない模様
・三浦九段は藤井九段にだけ右四間をやってくる
本人曰く好きな戦法だからといっていたが、久保九段にもやっていたようなので対振り飛車用の戦法のようだ
他にもいろいろあった気がするが、とにかく面白かった。
・切れ負けの展開の早い将棋は視聴には向かない
視聴者がついていけない
・ニコ動でサブウィンドウを切り替えるとメインの転送が止まる
これは糞仕様。
・脳波とか見れても・・・
これは上記の糞仕様と密接に絡む
今回4つ、上から、盤面、脳波先手、脳波後手とあるが、これらを全部1ウィンドウ、別窓にして表示できるぐらいじゃないと視聴者はまったく嬉しくない。
思うに裏方でやってる人は全部一度に見る環境にあるから気にしてもいないんだろう。この糞仕様のWコンボは本当に最悪だった。
また、棋譜という面でもイマイチだった
・ひふみんまったくやねうら王を使用せず
ある意味想定内w
これは脳波が出ていたのもあるんだが、これだと本当に何やってるかわからない。
やねうら王の主張を一切無視して指したというのは、決勝ラウンドと同じシステム(後述)なら面白かったと思う。
・屋敷Ponanzaで無理攻めを決行
エキシビジョンだから慎重さが無かったといえばそれまでだが、コンピュータがいけるという魅惑的な攻めの誘惑を断ち切れなかったようだ。
コンピュータのほうが強いと言われているが、通常のノーマル電王戦では平均一手4分で指すのでダメそうな場合に暴発しないことが期待されるが、一手の検討時間が1分未満だと、さすがにプロの感覚のほうがよい場合も多い。駒がぶつかり合うまで、攻めるタイミングまではプロが手綱を握っておいたほうが良いと思われる。
・高橋YSSの咬み合わない横歩
高橋九段といえば横歩だが、豊島七段に負けたYSSとの組み合わせは最悪だったと思う。YSSだけでなく大抵のコンピュータ将棋は横歩後手は勝てない感じがするが。YSSはかなり異質な読み筋だと思っているので人間が使いこなすのは難しそうというのが印象。
・中村六段の使い方
ここぞというところでかなり調べている時間が長かったが、多分一手一分以上は調べないと良い手が出てこないのを理解していたのではないだろうか。あと習甦がちょっと読みが遅いというのがあるが、感覚がプロ棋士に似ているようでかなり使いやすそうな印象をうけた
・森下ツツカナ
電王戦で森下九段のような差し回しで相性が良いのか、行くか行かないかの判断がかなり良かった。
というのがあって、読ませるなら時間をかけてじっくりという中村六段の使い方は正しかったと思う。
ただ、決勝になったときに
・切れ負けから30秒将棋に変わった
これは元々のルールだったが、棋譜の質はあがったように思える
これでも視聴者がついていくのは難しい。
・脳波がコンピュータの読み筋に変わった
正直驚いたが、これでやっとプロが選んだかどうかがわかるようになった。
ただ、脳波測定器をつけて対戦した理由が無くなった。
また、この仕様変更のためにかなり待ち時間が長かったが、藤井三浦の群馬コンビの漫才が面白かった。むしろこの部分が最高だった。
・暴発を抑制するタイプの二人が決勝だった
中盤の難解なところでねじり合うところは興味深かった
途中までは良かったが最後にトラブルが出る
・森下九段がツツカナの読み筋を見誤る
詰みを発見すると一手+評価値(0)という表示をしていたのもあってか、読み筋を見誤り、そこから相入玉模様のラウンド2が始まった。また、超手数のせいか演出かはわからないが、途中で両コンピュータともに落ちたので結局最後は人間同士でやってそれが結局盛り上がったというオチだった。
正直前半はつまらなかったが、その理由は間違いなくニコ動の放置してる糞仕様だと思うので、ああいう演出をしたいのであれば基板をしっかりしてほしいと思う。今回のとは全然関係ないがゲーム広告が最新発言を1行分隠すバグもいい加減直して欲しい。
しかし、とにかく漫才が面白かった。
・三浦九段が先手千日手を選ぶのはせこい
「私が長考するのもあるんですけど」といいつつ、積年の恨みをぶっちゃける
なお、先手千日手を選ぶ三浦九段に対し、男佐藤康光、先手番で一手損にし、しかも勝つ
なお三浦九段に言わせると、そんな簡単な話ではない模様
・三浦九段は藤井九段にだけ右四間をやってくる
本人曰く好きな戦法だからといっていたが、久保九段にもやっていたようなので対振り飛車用の戦法のようだ
他にもいろいろあった気がするが、とにかく面白かった。
ルポ 電王戦―人間 vs. コンピュータの真実 (NHK出版新書 436)
- 作者: 松本 博文
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/06/06
- メディア: 新書
コメント 0