Stockfishは新しいほど(将棋用としては)弱いっぽい [将棋]
平岡 拓也@HiraokaTakuya 17分前 昨年はMoveを16bitにすれば弱くなり、SEEを正しく計算すれば弱くなり、bitboardの成り駒を他の駒とまとめると遅くなり、Stockfishの成果を取り込めば弱くなり、全然コードが綺麗にならずレガシー感だけが高まってきた。今年は綺麗にしたい。
最新版を取り込むと弱くなるというのは、強豪ソフト開発者2人目(やねうら王のやねうらおさん、Aperyの平岡さん)。Seleneの西海枝さんは、一昨年ぐらいのバージョンが弱かったと書かれていた(ので3あたりか)
コミットログを見てた記憶では、2、3~4ぐらいまではバグ修正、DDは大会用に無理やりバージョニング、5あたりになると、何かの統計をとった結果として探索パラメータなどが変更される(ような記憶)。
最新版ほどチェスに最適化されていて、将棋には合わなくなっていると予想。
本来は1000局以上対局してStockfishメソッドでパラメータ調整したほうがよいのかもしれない。
ということを考えると、なのはMiniが、GPSですでに成果が出ている2.1をベースで作ったのは正解であったように思う。(そのかわりMultiPVが殺されてるが)
一方でAperyは3に平岡さんの修正コミットがあったぐらいだから、3以上だろうし
やねうら王はBlogの記事読む限りDDベースであろうということから、強豪=DDベース
という可能性もある。(Seleneも時期的にDDだったような)
個人的には新しいソースほどコメントや関数名などが
わかりやすくなってたりするので、読むなら新しいほうだとは思う。
そういう意味ではDDあたりがちょうどよいのかもしれない。
(新しいほうがさらに英語がわかりやすくなっていたとはやねうら王Blogに書いてあったが
2.1のコメントやコードはそれぐらい自分にはわかりにくい)
ただ、2.1->2.2ですでに弱くなったコミットを発見したこともあるので
なのはMiniの2.1採用がいい結果を生むことを期待したい。
(というか参考サイトにこのBlogが入っていることに気がついたので頑張ってもらいたい)
と、思う一方で、DDなどで弱く感じたのは評価関数の質の問題ではないかという疑念があり
人間で言う一目の手筋の精度が高いとDDでも十分強いのではという推測もしてたりする・・・
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