アヴェンジャーズ2 エイジオブウルトロン視聴：千里の道も一歩から：So-netブログ

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アヴェンジャーズ2 エイジオブウルトロン視聴　[映画] [編集]

今回は知り合いにキャプテン・アメリカ２は見てから行くべきと言われたのだが、仕事が盛り上がったのですっかり忘れ、民法のぶった斬りアヴェンジャーズを見てかろうじてキャラを思い出した状態で視聴。

例によってIMAX＋３D。

まず映画館につくと、アヴェンジャーズの広告が一つもない。前はアイアンマンとか飾ってあったと思うのだが、まるでやる気が感じられなかった。これは客の入りも悪いのではないかと思ったが、ど真ん中の席は予約できないぐらいは埋まっていた。

　当日は異常に眠く、途中で寝落ちしそうと思ってたが、開幕から激しいアクションで、しかも視覚的にかなり凝ってたので期待が高まり無事完走できた。SFアクション映画としてみれば、特に細かいことは考えず、敵との対決だけでなく、アヴェンジャーズ同士の対決など盛りだくさんで、視覚的にはさすがハリウッドと思わせるものが多かった。

　アクション映画として普通に良かったので８５点。
　最近BDソフトの値上がりが激しく、80点ぐらいのものを4000円出して買う気がしなくなってきたので、９０点以上にしようと思う。

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　デジタルコピー必要な人はそれだけ買えばよく、このセット販売は本当にいらない。

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　これもそう

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　DVDいらないんだけど・・・

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　これはクオリティ求めるのでわからないでもないが・・・

　というハリウッド系（というかディズニー？）はこういう売り方を基本としているので、今更デフレが染み付いてきた自分にはどうにも購買意欲がなくなってきてしまった。

　5点足りない理由は長々と以下に書く
・-5点の理由
　元々長いとは聞いていたが、シーン間の「間」が異様に短いと感じた。更に長かったものをなんとか映画館の上映時間に合わせて短くしたような、民放でぶった斬りアヴェンジャーズ見てるような感覚があった。また、表現したいことはなんとなくわかるけど、翌々考えてみるとやっぱりよくわからないシーンは割りと多い。ソーが水に浸かって自分探しの旅？を行い、バリバリやってたのは今思うとなんだったのかよくわからない。ブラックウィドウの告白シーンもかなり重い話で、あの流れでハルクが煮え切らず、終いには逃亡するというのは、「ないわー」と思った。これもハルクとかのピンの映画だったら、いろんな演出があって、そうなるのもしょうがないよねって思うところかもしれないが・・・。ヒーローたくさん集めてそれぞれに話を盛った上で、さらに新加入のキャラも出して一本の映画にすると、どうしてもこういう展開になってしまうのだろう。
　90点じゃなかった理由は主にこれで、ディレクターズカットのクオリティになって4000円なら買っていいと思っている。世界に売ることを想定して作るようになったのか、ただのマーケティングの結果か、一昔前の「とりあえずヒロインと乳繰り合うのに３０分かける」というのがなかったにも関わらず、説明不足に感じたので家でじっくり見れるようにディレクターズカットはお願いしたいが、最近はディレクターズカット商法もやらなくなったので、無いかなーと諦めている。

以下は雑感

・アイアンマンｖｓハルク
　ハルクが町で暴走することを考慮してベロニカという衛星を打ち上げておいて、アイアンマンマッチョモードｖｓハルクというのはいい仕掛けだった。ハルクにやられることを考慮して、腕のスペアがあるところも好印象。重要なものはスペアを用意するべきというのはシドニアのセリフだったか。

・人工知能
　タイトルにもなっている「ウルトロン」は人工知能らしいので、タイトルの「エイジオブウルトロン」も「人工知能の時代」とも受け取れる。映画を作るのに３年かかると言われ「映画を作る場合は３年後を想定したクオリティにしないといけない」とどこぞの監督が言っていたが、Googleがロボットや人工知能を買い漁る時代にあったテーマだったかなと思う。しかし、ウルトロンの生成過程が「元々の知能を持ってるものを利用した上に偏った知識によって復讐する」だけなので、人工知能によくある「全くの０から生み出した人工知能生命体が自我を持つ」というような葛藤は欠片も感じず、ただのプログラムのバグとしか思わなかった。また、そもそもウルトロンを創りだしたのがスタークだったので、今回のアヴェンジャーズの内容も死者を多数だしたテロ行為を生み出したのはアヴェンジャーズであり、完全に自作自演。このような組織は解体するべきである。

　ウルトロン自身も、やりようによってはエグいことを冷徹にやってくると思ったが、わざわざ倒しやすく実体化してくれた上に自分の敵まで創りだして自滅したので甘い人工知能だなぁと思いながら見てた。使ったデータがスタークのものだったからだろうか。こういうところも特に説明がなかったと思う。

・新キャラ加入
　いろいろなプロットを満遍なく入れた弊害で、新加入キャラの深みが無くキャラがあまり立っていない。次回作では知らぬ間に金髪碧眼女性になってしまうのではないかと予想している。X-MEN的思考が刷り込まれているので、サイコキネシスとテレパスの能力持ってるのはチートじゃね？って思ってしまう。

・トイレマネージメント
　これは愚痴だが、通路側の席だったので、トイレにいく不届き者がいちいち字幕にかかって大変不快だった。長い映画なのでアクションシーンが終わったらトイレという人が多いのだが、アクションシーンが終わったら会話が重要なのに、そこでおっさんの頭骨を見せられるというのは大変不快であった。さらに携帯もマナーモードにしない人がいたりとか環境は悪かった。映画泥棒の前に、トイレに行きましょう、ぐらいは言っておくべきではないか。

・世界観
　南アフリカにしろ韓国にしろ、あまり一般人が思うようなテンプレ（欧米人視点だとサムライ＆ニンジャのようなもの）が無いので、どこの都市でも別に関係ないなという近未来的な作りだった。韓国が撮影の誘致？に積極的だったというような話があったらしいが、後から言われて気がついた程度だった。そもそも映像見てたら看板が漢字だったので中国のどこかだと思っていた。

・キャプテン・アメリカ２
知り合いはキャプテン・アメリカ２を見たほうが背景がよくわかって良いと始まる前は言っていたのだが、見終わった後はアメリカ２のほうが面白かったので盛り上がらないという難儀なことを言っていた。そもそも、マイナーな作品のせいか廉価版が出ていなくて高いままで、ネットレンタルだとDVD画質なら300円だが音響面は100％しょぼいのがわかっているので、洋画を楽しむにはイマイチ。蔦屋は宗教上の理由で使いたくないので詰んでいる。
　アヴェンジャーズ２のために予備で見るものが、どれも3000円以上で躊躇。