ddkbuild [ドライバ開発]
前にいろいろVisualCの設定を試してみたが、そんなことをしなくていいっぽい
Windows デバイス ドライバのビルド環境http://www.microsoft.com/japan/whdc/devtools/tools/buildenv.mspx
ddkbuildというバッチファイルを使うことで簡単にドライバのビルドができる。
というか、VisualStudioのパスにDDKのパスを指定する以前の方法だと
PlatformSDKを優先的に使用したいプロジェクト(ATLなど)で
コンパイルがうまく通らないという問題が発生した。
DDKを使うときだけパスを指定してくれるこっちのほうがお手軽でよい。
しかし、完全に最初からこれをつかってビルドしようとすると
いくつかの落とし穴が存在する
dirsやsources,makefileを用意する必要がある
コンパイルオプションなどはsourcesで設定する
これがちゃんとできてないと、当然のことながらコンパイルはうまく通らない。
DDKのサンプルであれば、最初からsourcesなどは用意されているはずなので
問題ないが、完全に1からコンパイルしようとすると割りと面倒。
また、VisualStudioで関数の定義などを調べるのに使うブラウザファイルも
sourcesに
BROWSER_INFO=1
BROWSERFILE=browserfile.bsc
などと書く必要がある
ファイルシステムをコンパイルする場合(NTIFS.Hを使いたい場合)は
DRIVERTYPE=FS
を追加する必要がある
あと、この方法だと、デバッグビルドとリリースビルドの切り替えが
スマートではないという問題もある。
(ターゲット先やコンパイル時のマクロを指定できない)
ちゃんと調べればできそうな気もするが、また今度。
コメント 0