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The 10th Inning 「メジャーリーグ~アメリカ社会を映す鏡」 [スポーツ]

元日になぜか1~4回一挙放送だったので、録画しつつ、酒を飲みつつ見た。
シアトルマリナーズというかイチローの熱狂的なファンであるMr.damejimaが取りあえげていたので気になっていた。

http://blog.livedoor.jp/damejima/archives/1546434.html


昔からの海外ドラマファンには馴染みのあるなぜか原題と全く違う。

TNGでピカード艦長が過去をなくせるならなくしたいと思っている話の原題はTapestoryというタイトルだったが日本語では「運命の分かれ道」

日本人に分かりやすくするのはいいのだが、どうもその背後にある意味合いをカットしてしまっていて不満が残る。英語がからっきしな人間が言ったところで説得力はないのだがw

で、内容はステロイド一辺倒のメジャーリーグの歴史が変わろうとしているというような内容で、アメリカの時代背景と野球を結びつけてドキュメンタリーとしているので普通に最後まで見れた。

しかしステロイドの状況は本当にひどいなぁと。日本のメディアというか解説者が持ち上げていたバッターがことごとくステロイドユーザー。大金が絡んでいると黙殺されるのはアメリカらしい。damejimaは比較的好意的に解釈していたが、自分は「アメリカで大金が絡んだ時の不公平さ」が最後まで払拭されなかったのが不満だった。それでも付き合っていくしか無いというコメントで締めくくっていたが、いい加減どうにかしろといいたい。ステロイドユーザーのバリー・ボンズが記録作って歴史に残るのはアメリカの黒歴史だろう。プギャーと言ってやりたい。

再放送を見て追記
やっぱり、他のスポーツでは同じ薬物で失格、出場停止になっているのにメジャーでは寛容になっていてそれでもいいやというスタンスは納得いかん。一般には薬が販売されていて薬を飲めば簡単に肉体改造ができるという風潮が蔓延しているアメリカ社会、毒と薬を両方売って儲けるアメリカ社会、金さえあれば黙殺されるアメリカ社会のいい例であると強く断言したい。それを選手は聖人君子ではないとか言い出すのは儲けている側の言い分で、それに対して何も出来ないんじゃねぇ・・・
あと映像の造りが、ストーリー上であるのもそうだが、白人のマーク・マクガイアがよくて黒人のバリー・ボンズだとダメという印象もうけた。アメリカの根底に流れる根強い差別思想も感じる。

ステロイドについては以下のように述べていた

・androstenediolというステロイドを使っているメジャーリーガーが山ほどいるらしい
・禁止薬物ではなかったので蔓延していた
・ロック歌手?が金を出して科学者と共同の会社を作り、ステロイドを供給していた

あと、ステロイドについてちょっと気になって調べてみた

http://www.ceri.com/q_v7n2q3.htm

ここに10th inningにもでてきた画像があった。
イマイチCERIがどういう組織なのかよくわからないが、何でも相談室みたいな感じ?

質問
・androstenedione について副作用があることを書いてあるが、androstenediolも同じような副作用があるのか?

図の矢印のところにある英数字は触媒(enzyme)を表している。

・androstenedioneはエストロゲン(女性ホルモン)に変化しやすいので副作用がある。
・androstenediolの場合、エストロゲンになるパスが皆無?なのでそのような副作用は無い
・DHEA(男性ホルモン)のレベルが変わりやすいのでそれを調べればよい?

科学用語ばっかりでさっぱりわからない罠。
従来のステロイドに比べて副作用が少ないので蔓延しているということだと勝手に理解した。


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