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ドキュメンタリー [テレビ]

■ブラッド・アンティーク~古美術品盗掘の実態~
 アフガニスタン -> ベルギー・オランダ -> 欧米諸国・中国・日本

 タリバンは偶像崇拝を禁止する一方で資金源としても遺跡を利用している。
 ベルギーやオランダを経由しているのは法整備が甘いため犯罪者が捕まらない。
 アフガニスタンで3万円程度で買い付けたものが店に並ぶと30万~300万程度になる。

■シリーズ 調査報道「甘いチョコレート 苦い現実」
 ガーナなどのチョコレートの原料であるカカオの生産地では子供が労働力として使われている。
 フェアトレードマークのついていないチョコレートは子どもが労働力として使われているとみて間違いない。
 フェアトレードなどで規制をすることで、多少は効果があるが、根本原因は隣国の貧困問題。
 隣国で子供を親戚や親が子供を売る。子ども自身は労働の対価はもらえない。

■シリーズ 調査報道「欧州 腎臓密売ルートを追う」
 タイトルとは裏腹に臓器移植問題全般の内容。
 東欧諸国の貧困問題のため、臓器を売り買いするブローカーがいる。
 手術ができる場所へ移動して手術をするので、取締も難しい。
 死者からの臓器移植を増やして対応しようとするが、あまりうまくいっていない。
 国によって臓器移植への抵抗感が違う
 臓器提供を打診した場合、スペインは15%しか断らないが、デンマークでは50%が断るらしい。
 スペインの臓器提供拒否が少ない理由は、臓器移植ネットワークがしっかり機能しているからと自画自賛。

■密着ムジャヒディン~素顔のイスラム戦士~
 アフガニスタン人は、ソ連を追い返したのでアメリカも追い返せると思っている。
 ジハード・殉教が名誉という日本がかつて陥った状況を今なお繰り返している。
 武装勢力はゲリラ戦で度々襲撃を繰り返すが、失敗することもある。
 ミスを失敗した時も、上官へは成功しましたといい、1日の休暇をもらう。
 武装勢力を殺したパトロールが数日後殺されていた。
 武装勢力が潜伏していた納屋を「すべてはうまくいっています。全く問題ありません。」と言い放ったパトロールは数日後全員死亡した。
 タリバンはコカインを財源としている一方で、身内の密売には厳しい。
 タリバンは自治をおこなっていて、処刑も行う。密売人は処刑された。
 潜入したジャーナリストとタリバンのやりとり(即死ルート回避)
 「ジャーナリストさんよ、24時間カメラに追い回されておちおち食事も睡眠も取れない。」
 「なんと答えれば・・・」
 「聖戦に加わってほしいと言ったらあんたも戦うか?」
 「この間の夜行きましたよ」
 「あれは撮影のためだ。銃を与えたら戦ってくれるか?」
 「カメラが私の銃です。」
 「我々の邪魔をしないでくれ」
 その後、司令官はジャーナリストに村をでていくように言った。

■ガスランド~アメリカ 水汚染の実態~
 ブッシュ政権時、アメリカのエネルギー会社のCEOでもあったチェイニー副大統領手動で、ガス採掘の規制を撤廃した。
 その規制撤廃によって、裏庭でガス採掘される人が出てきた。
 ガス採掘には高圧の水で岩盤を破壊する水圧破砕法で行われる。
 そのため、水、泥、有機化合物が渾然一体となって周辺地域へ流れだす。
 地下水で生活や牧場経営している人にとっては致命的で、蛇口からガスが出てくる始末。



 企業側の対応
 御用学者に「問題ない」と言わせる
 一千万円あげるから黙ってて。
 水質検査もとりあえず問題ないという。
 訴訟を起こされて本当にやばくなったので、水だけは配給しますよ。
 でもガスは垂れ流し。

 環境保護局としても対応したいが命令される立場なので動けない。オバマになったからといってすぐに解決するわけではない。

 こういうことが起きる背景には、人口密度が極端に低い州なので、訴訟などが都市部に比べて起こりにくいことにある。そこにつけこんだ非人道的な行為と言える。こういう非人道的な事が起きるのは発展途上国だけかと思っていたが、自由の国を標榜するアメリカがこのザマとは。


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