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トロイ:レガシー [映画]

2011年初映画館、初IMAX、初3D

警告:字幕は戸田奈津子の超訳です。
役者の演技、ストーリーに対してちぐはぐな訳が随所に見られたので、吹き替えのほうがいいのではないか。
あと3D映画の字幕は浮き出て見えるので必要以上に主張してしまっている気がする。


ネタバレ注意

あまり期待しないで行ったので、普通に楽しめた。
原作が古いものなので、日本市場への上場がグローバル経済進出の象徴になっているなど、時代を感じさせた。今なら間違いなく中国の名前が出てくるだろう。こういうところを残しておいたのは原作重視という製作者のポリシーだったのか。

3D上映しか無いのは3Dを仮想空間、2Dを現実空間として表現していたらしい。
3Dは絶対ヤダヤダといっている監督もいるらしいが、今まで培った手法が使えないのに、大当たりさせろというプレッシャーを考えるとわかる気はする。

3D表現で良かったのは、バイクのアクションシーンぐらいで他はあんまり変わらなかった。2Dのカメラアングルで十分かっこいいシーンは取れているので本数が増えてくると手法も増えるのかなとは思う。

ストーリーは無難ではあるが、肉体を完全に電子世界に入れてしまうのはMatrix以上の発想である。現代に近づくほど科学技術の限界がわかってきていて逆に昔のような自由な発想がないとは思う。キン肉マンの発想は、キン肉マン二世にはないのと同じで。
そして最後は電子世界から肉体を創りだして終了。その調子で2次元の嫁を引っ張り出してくれないかと思った人は多かったのではないか。顔が濃いけど。

あと原作もそうだったのかしらないが、アメリカ、キリスト、白人中心の価値観が全てではないという表現が入っていたのは、単に白人中心の資本主義経済の凋落で自信が無くなってきたときの社会的な喪失感みたいなのもあったのではないか。

新聞が大富豪の象徴だったというのも興味深い。この数十年でテレビにメディアの座を奪われ、今ではインターネットになっているし、インターネットの端末もPCからモバイル端末に急速にシフトし、最終的には端末は個人では買わなくなり空気のように感じるかもしれない。

と時代の流れを考えてしまった。



エヴァンゲリオン 破 [映画]

最近見るもの無いなーとちょー今更だが買ってみた。
が、W杯にこんなにはまるとは思っていなかったので、勝手からしばらく放置。




以下ネタバレ


アイアンマン [映画]


アイアンマン (2枚組) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray



アイアンマン [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray



アメリカでの人気をうけて、日本で大量生産、在庫がだぶついて暴落、という流れを感じずにはいられない値段。アメコミは好きなほうなのでBDでこの値段は買いだと思い、ぽちる。


イカ軽くネタバレ。

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映画 スタートレック 感想 [映画]


スター・トレック スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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最初は劇場で見るつもりだったが、知り合いと一緒にいく都合上リベンジを優先し、そのまま機会を逸してしまい、さらにいつものパターンで、買ったはいいが積んでいたのを視聴した。
感想はスゴくよかった。
映像はディティールが細かく、80年代のスタートレックを現代のCGで作ったらこうなるのかと感動した。
実際、近年のSF海外ドラマも結構がんばっているが、クオリティという点ではやはり映画は数段上だった。
ストーリーもスタートレックをあまり知らない人にも楽しめるようにしたと監督は言っていたが、わかっている人にも楽しめる要素がちりばめられていて非常に良かった。さっそくそのネタを会社で使ったら一人だけ爆笑してくれた。
BDで買って満足の一本だった。DVD見てないのでどの程度いいかはわからないが・・・
正直JJエイブラムスは受けるネタを盛り込むが知りきれトンボ的なことをする監督だと思っていたので予想外によかった。2も出るらしいので是非期待したい。

また、この勢いでX-MENのBDもぽちっておいた。

以下ネタばれ含む


映画カイジ [映画]

 漫画のアニメ化ですら割りと否定的なのに実写化でさらに微妙と思っているところに遠藤(帝愛グループの高利貸し)の女性化という暴挙。俳優の天海さん自体は嫌いではないのだが、(本人がそうなのかしらないが)ギャグっぽい過剰な演技をすることが多い。ドラマでも何度か見た記憶がある。凡庸な監督ならこれをドラマや映画の演出として使いたくなるだろうが、今回に限っては不要。カイジは登場人物がまじめにやっているがバカが重要なのであって、バカに見せようとする演技は不要。自分も負け組にも関わらず「負のオーラに包まれてやがる」とさらりというところが基本だと思う。
 また、内容を詰め込んであり2時間20分という長さにも関わらず、それぞれの要素は改変、オミットされているので、原作を読み込んだ人には不満が残ると思う。
 船井役の山本さんはでぶってたのがよかったと思う。リアルで太ったのか役者根性かはわからないが。
 今回に限っていえば、カイジを知っていて、好きで、違いがわかり、あーだこーだいえる人選で行ったのと、最初からだめなのがわかっていて覚悟完了してから行ったという2点により、救われた。実際知り合いとの会話的には盛り上がったので、結果オーライだった。

 意外によかったのはCGや小道具(Eカードなど)。逆に悪かったのは相変わらずのカメラアングル。日本のドラマ、映画を見ていると、コマ割の下手な漫画を見せられている気分になる。撮影、編集の手間を惜しみ、同じアングルで10秒、20秒、30秒と引っ張る。ハリウッドのドラマ、映画ではアクションの無いものであっても、演技とカメラアングルを連動させて撮影する。
 私の海外ドラマを見てきた経験から言うと、アメリカで今の日本と同様の撮影方法をしていたのは、70年代の白黒ドラマ~カラーになりたてのころのものである。(コンバット、外科医ギャノンなど)。シーンチェンジをすればよいというものではないが、少なくとも今の日本のテレビや映画がつまらないのは間違いなくこの部分にあるのは間違いないと思っている。

 なお、超映画批評でおなじみの前田先生は80点をつけているが、文章をよく読むと、かなりけなしている。点数と文章が一致しないファミ通(by 友人)のようなものなので鵜呑みにしないように注意したい。
 http://movie.maeda-y.com/movie/01357.htm

X-MEN ZERO ウルヴァリン [映画]

 原作を読んだわけでもないがパトリックスチュワートが出ているだけで好きになったX-MENシリーズの1より前の話。パトリックが出なくなった今、見る必要があるかと自分に問うてみたが、優良SFアクションは見るべしということで、見てきた。
 画質がいいと評判のラゾーナの上は予約できなかったので、チネチッタにする。連休3日前にど真ん中を予約できるという過疎ぶり。実際映画館に言ってみると、人もまばら。これは潰れるんじゃ・・・と不安になりつつも、盗撮禁止のCMに憤慨する。毎回思うのだが金払って見に行ってる人に見せてどうすんの?と思う。
 以前は評価が高かった超映画批評で60点だったので、ちょっと不安があったが、出だしからして最高潮。アクション映画好きだったら、90点以上つけるデキ。近年のアクション映画としては非の打ち所がないのではないかとすら思った。これに60点をつけるとは、「前田先生老いたり!」といわざるを得ない。イーグルアイで90点だったので、見に行ったらオチがアレだったということもあり、もう前田先生は我々には役に立たなくなってしまったと再認識する。
 とにかく本編は最高に面白かったが良かった点をいくつか。

・ヒロインがストーリーにちゃんと関わっている。(単にうざいだけパターンではない)
・ヒロインとのイチャイチャパートが必要以上にない。
・アクションがかっこいい(TFよりは断然わかりやすい)
・2時間と近年の映画にしては短いが、やるべきことをやっている。
・アクションの時間が長い。(7割以上はアクションやっている気がする)
・リーダーがいつものやつを2回以上ぶっぱなす

これはPS3もかったことだし、BDで是非購入したい。


ウルヴァリン:X-MEN ZERO [DVD]

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  • 出版社/メーカー:
  • メディア: DVD



Zガンダム劇場版 [映画]

映画館で一度見ただけだったので、知り合いに焼いてもらって見直す。
Zガンダムほどの作品の映画化を今更やるなら完全リニューアルはしてほしかったですな・・・


機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者- [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD



あとHG Mk-Ⅱを素組みしてみたが微妙だったので、塗装する気はおきなかったが、知り合いが持ってきたMGのほうは結構良かったので組みたくなってきた。エマかジェリドか。個人的には白いほうが見栄えがすると思うのでエマなんだが、ジェリド厨の自分としてはティターンズ版も捨てがたい。


1/100 マスターグレード ガンダムMk-IIver.2.0

1/100 マスターグレード ガンダムMk-IIver.2.0

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



1/100 MG RX-178ガンダムMk-II Ver.2.0(ティターンズ仕様)

1/100 MG RX-178ガンダムMk-II Ver.2.0(ティターンズ仕様)

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



トランスフォーマーリベンジ [映画]

川崎109のIMAXでトランスフォーマーリベンジを見てきた。
あとで友人のメダパ氏の調べたところによると、川崎のIMAXは改修してIMAX化したものであって、最初からIMAXとして作ってないので、IMAXとしては微妙という話だった。
昔品川にあったIMAXは良かったらしいが地の利が悪かったせいか消え去ったようだ。

内容は以前と同じと思ってもらって構わない。
以下、微妙なネタばれ風箇条書き(煽りあり)

・CGすげぇ
 特にアメリカ国内ではない場所で戦うので、気にせず破壊しまくる! そのCGがすごい。アメリカマンセー!
・米軍最高
 F22は200億円もするけど、こんなに高性能! 歌って踊れるマルチ戦闘機。スタースクリームも採用する戦闘能力の高さ!(前回からだけど) 日本は是非購入を!
 世界中にディセプティコンがいる世の中では、むしろ世界中に米軍を展開してるのは当然といえる!(特にインド洋)
・サウンドウェーブが、アナログのときはカセットテープだったが、現代では通信衛星というスケールの違いに感心した。音も電波も波を扱うのは同じ! あとジャガーが出てくるのもよかった。
・吹き替えを見てきたが、「リベンジするのだ~」みたいな台詞を2階言うが、正直視聴者を馬鹿にしていると思う。「復讐するのだ~」でも十分だし、日本語として普通。リベンジ~とか言っちゃうと安っぽいマスゴミの煽りっぽくて萎えてしまった。
・少年、ヒロイン、その家族の描写は多すぎる
・最後の戦いがあまりにもあっけなかったのはサブプライムローンの影響だろうというのは知り合いとの共通意見。








映画DVDいくつか [映画]


300〈スリーハンドレッド〉

300〈スリーハンドレッド〉

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD



ニコニコで動画を見て気になっていたが1500円弱だったので勝ってみた。
とにかく熱い。超映画批評で90点つけていたが、間違いはなかった。
弱気になったときに見てニヤリとできたら次の日もがんばれると思う。

超映画批評
http://movie.maeda-y.com/movie/00915.htm



トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション

トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD



こっちは実際に映画見たけど、2をやるらしいのでお布施の意味もあって買った。
ストーリーが・・・とか言う人は見ないほうがいいのは間違いない。
私のように映画にストーリーなんか求めてない人向け。

超映画批評では「超ド派手ノーテンキ超大作」として80点の合格ライン。
やはりアクションのところがわかりにくいのが多少低めの評価になると思う。

超映画批評
http://movie.maeda-y.com/movie/00940.htm


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