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アイアンマン3見てきた [映画]

IMAX 3D 字幕で見てきた。

前にIMAX 3Dの字幕を見た時に3Dだと字幕と画面両方見づらいので吹き替えは正義ということを書いた気がするが、今回はお金持ち席よりも後ろだったこともあり、字幕でも苦にならなかった。

あとGWなのもあって、幼稚園児や小学生の親子連れが比較的多かったが、大人が見たいのであれば素直にレイトショーなりなんなりで一人か大人だけで見に来なさいと言いたい。中盤ぐらいから終始号泣している幼稚園児がいて、「おいおい、特撮映画じゃねーんだからよ」と言いたくなった。大体俺が遭遇した号泣パターンでも逆に特撮映画なんかだと母親が気を利かせて泣き止むまで外に出て行ったりしていたもんだが、子供に合わせずにアイアンマンなんか見せに来る大人はDQNであると断言する。子供の名前も「亜偉庵」君とかつけてるに違いない。

実際には映画館は爆音で終始アクションシーンが多かったので号泣は気にならなかったのだが、知り合いは椅子の背中をガンガン蹴られていたようでストレスフルだった模様。開幕前のアナウンスもガキとDQNには通じないいい例だろう。

内容はPTSDになっちゃった主人公がDQNっぷりを発揮しつつも、なんとかする話で、話の発端も主人公の傍若無人が余計な災厄を呼んだとも言えるし、逆にこういう別に正義とか悪とかまったく考えずに振る舞うところがアイアンマンらしくてよかった。

アクションシーンも結構よくできていて、CMで見たのがすべてではなく、むしろミスリードするような感じであって新鮮に楽しめた。途中から展開が読めてきても、ハリウッドの高クオリティCGとアクションでも見せ方がよいので、動きと映像の綺麗さがほどよいブレンドであると思った。何やってるかわからなかったトランスフォーマーや、動きが遅いバットマンと比べるとアクションが派手で面白い。

途中にアイアンマンを助ける子供が出てきて、こういう人情ドラマをどこまでひっぱるのかとおもいきや、あっさり切り捨てて次のシーンへ行き、捨てられた子供もたくましい表現をするあたりがアメリカらしい。

うるさくないレベルでほどよいストーリーとあんまり細かいことは考えずにアクションとCGを堪能できたので、90点。この映画をみて早くアベンジャーズBDBOXを出してほしいと思った。アベンジャーズの締めとしてはなかなかおもしろい。

配役についてちょっと疑問に思ったのは、大統領が白人だったこと。これはブッシュを暗に批判していたのではないかと思うのだがどうなんだろうか。イスラム原理主義者によるテロ攻撃のターゲットはブッシュであるべきだという意味での配役なのかもしれないが。

バットマンとかトランスフォーマーは3作目で急に軍隊とかが頑張る非常にアメリカ右翼マンセーな映画であったのだが、アイアンマン3は普通にアイアンマンが頑張る映画であったのも好ポイント。


今年の映画は本当にあたりが多いのではないか。
前も書いたが予告だけで期待すると

G.I.ジョー:NINJAが出てくる。ちょっとB級くさい 70点ぐらいか

オブリビオン:いつものトム・クルーズで女といちゃついてトラブルが起きてなんかよくわからんうちに解決するM:I方式ではないかというのは友人の談。オブリビオンにしては絵面がちょっと綺麗すぎる(グロが少ない)気がするので、ゲームの世界観が好きな人には不評な気がする。 75点ぐらいか

ロボットとゴジラが闘うやつ:日本の特撮やアニメをフューチャーフィーチャーしたと思われる映画。タイトルを未だに覚えられないが、日本ではアニメでしか高クオリティなものを作れないので、それをハリウッドで真面目に作ったらどうなるのかというところに興味がある。 80~60ぐらいで当たり外れが激しそう。

とりあえずロボットのやつとオブリビオンは見ようと思う。

宇宙刑事ギャバン THE MOVIE 見てきた [映画]

結論から言うとテレビでやってたら暇つぶしに見てもいいぐらいのレベルだった。
金を出して見に行くとがっかりする。

新ギャバンが新人でヘタレなのが覚醒していくという展開をだらだらと長くやられてしまい肝心のアクションが皆無。子供も飽きてきてしゃべっていたが、もはやそれですらBGMとして楽しむ境地に達していた。

主人公の葛藤も何が葛藤になっていたのかよくわからないし、ヒロインもライバルも何を考えているのかわからないのに時間だけは長かった。ライバルが主人公を恨む理由が皆目検討がつかないのに主人公もライバルもgdgdと・・・

シャリバン、シャイダーが出てきたのにまったくといっていいほど活躍せず、キャスティングもそれっぽくなく、音楽もあっていない状態でただただ技を出すだけ。

刑事が乗る車がなんで軽なんだと思ったら初代も軽だった。

レーザーZビームで助けた描写はあったが、名乗ってから一度も使っていない。

ギャバンダイナミックに入る時の音楽のタイミングが適当。もっと様式美を・・・

薄々わかっていたが、アクションが少ないだけではなくアクションがCGに頼ってたことも気になった。ハリウッドぐらい本当はCG使ってるけどぱっと見わからないレベルならわかるのだが、明らかにCGという演出が多く、どうしてもがっかりしてしまう。昔テレビでやっていたことは今なら誰でもやることができる。しかし、映像の素材そのものは動いている人が作っているわけで、あえて昔の演出でもよかったのではないか。

点数は30点、リメイクしたこと、少ないながらもアクションはそこそこよかったことが加点。ストーリー、演出、演技、役者に良かったところは見られなかった。

結論:ストーリーどうでもいいからハリウッドに作って欲しい

アベンジャーズ見てきた [映画]

キャラはどれも一人では微妙な映画になってしまうので全員集めてみよう みたいな作品だと思って見に行ったが、そのままだったし、特にイレギュラーとかもなく普通に楽しんできた。ただ、なんかBlogを書こうとすると特に書くことがないなという感じでまとまらない。以下適当に。

キャラの背景的なものは特に描写されないので、各キャラの映画を見てたほうが面白いのではないかとは思う。みんな割とスタンダードな戦い方をするので「あ、そんなのもあるんだ」という展開が無かった。

美味しいところを持っていったのでアイアンマンメインかなという感じもするが、戦闘力だけならハルクが大暴れして終わっただけとも言える。

最後のほうでハルクは実は割りと自重できていたという描写があり、それなら中盤ブラックウィドウを追い回していた大暴れはなんだったのかという気にさせられた。

竹中直人は軽い。米倉涼子はただたんに下手。という印象。

IMAXではない3Dが全員一致で不評だった。3Dで字幕は苦痛という経験からIMAXではなくても吹き替えを選んだのだが、3DメガネがIMAXのものと違いメガネ着用者のことを考えられていない普通のメガネタイプ。しかも着用するとスクリーンがかなり暗く見えてしまう。

音に関しても前半はウーファーの電源が入っているのかとクレームを付けたくなるぐらい退屈だった。買ったポップコーンを安心して食べられないほどの静寂が多く、音響に関しては手抜きだった疑惑がある。そんな前半はただでさえ寝不足だったのでマジ寝する一歩手前だったが、人知れずポップコーンぶちかましそうになったので目が覚めた。終わりの方はちゃんと鳴っていたので作品の演出かもしれない。

相変わらず冷房を途中で切ってきたので最後は暑くてかなわなかったが、長丁場なのでトイレにいきたくならないようにという小さな親切かもしれない。

最後にオチがついた後、アイアンマン3やるよって番宣があり、やっぱりこの映画はメインはれないキャラの寄せ集めだったなという印象。アイアンマンを期待すれば心理描写はなく、戦闘となればハルクしか役に立たない。

バットマンと同じで65点ぐらいかなー。終わったときはまあ予想通りという感じだったが、2回目見たいとは思わなかった。多分最近2回目を見たいと思わないので個人的に枯れたか、技術的な進歩を感じなくなったかのどちらかだと思ったりもする。

ダークナイト・ライジング感想 [映画]

夏休み映画第2段

新バットマンは1,2と見てきたので3作目の今回も見なくてはならないという義務感から視聴。
ただ、今回は人気作であるのもあって予約が厳しく、前から3列目で視聴したので、見るだけで手一杯で全体的な構成とか考える余裕がまったくなかった。(字幕は近くだときつい)
あと、フロントからしか音がしなかったのでサラウンド感もまったくなかった。
全く見えないというわけでもないが3時間弱という長さでは終わる頃には何があったかあまり覚えていなかったのでその程度の感想というのをお断りしておく。

以下、おもいっきりネタバレ

といいつつ前作の話になるのだが、DVDで2作目のダークナイトを復習として見てみたが、話が散漫で後半特に寝てしまった。(寝ながら見てたのもあったのだが。)あとDVDだと音が悪いような・・・

で、今回もやはり散漫な感じ。視聴者の裏切り方が微妙なのが多い一方で普通の描写もある。

序盤

前作が結構きつい終わり方をしたので、今回もその終わり方を引き継いで乗っけから重い。
あんまり思い入れがあるように感じなかった爆死したヒロインのことがトラウマになったのと、バットマンが悪役として発表されていたので、8年間も何もしていなかったらしい。
一方で、警察が真面目になり街は平和だったが~みたいな展開。
悪役が着々と準備をするが、この時は大物感があった。(過去形)


中盤

満身創痍のままバットマンとして戦い敗れて、牢獄的なところに閉じ込められるのだが、脱出が大変そうに思えなかった。あれなら誰でも脱出できるだろという内容。刃牙に出てきたロシア人みたいに外に出てきて欲しかった。
核融合炉を核爆弾として作り変えたが爆発するまでに6ヶ月という長さw
制御が聞かなくなって即死するのが普通なので、よくわからない設定にするなら、最初からそういう期間を設けて市民をコントロールするのが目的だった的なことでも良かったと思う。終盤の結末といいここらへんはあまり意味が無い。

終盤

なんだかんだいってキャットウーマン無双で、アクションも基本殴り合いか、車に乗ってる感じ。色々謎がわかってくるに従って、あれほど強敵に思えてきたベインが小物化でがっかり。バットマン○死と思わせて生きてる。みたいな終わり方。

前作と同じように、全体として家族愛や市民としての郷土愛みたいなアメリカ精神にはあふれていたが、それが日本人としては理解できないというか、ご都合主義的な面が結構あるので、バットマンが好きでアメリカの精神に寛容なら楽しめると思うが、普通の人が見たら長いし、よくわからないし、ご都合主義だし みたいに感じてあまり楽しめないのではないかと思う。重い話なのに頭空っぽにして見たら楽しめた的な感じなのでまさにマニア向け。苦難を乗り越えてバットマンが復活しましたというのなら2時間に納めて欲しかったというのもある。

あと、冒頭で予習で2作目を見たと書いたが、見るべきは一作目だったことも書いておく。

こんなかんじでそのシーンごとにはまあ面白いのだが、全体としてみるといまいちで感想もgdgdになってしまったので今回は65点。映像も音もハリウッド大作らしくクオリティそのものは高かったが作品としては微妙。BDもフルプライスではいらないかなというところで70点には届かない感じ。


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サマーウォーズの感想 [映画]

 たまたま映画を見ていたが、個人情報であったり、電気、水道、ガスだったり、医療情報から、さらには衛星まであらゆる制御できるようなものが同一のセキュリティの甘いシステムにのっていると、ここまでひどいことが起こりうるよという教訓的な映画であった。感想と言うよりは技術的な違和感がほとんど。

・アカウントのセキュリティが人間が短時間で計算できてしまうパスワードだけである
 これは言い訳できないザルセキュリティだろう。人間が計算できるならコンピュータなら一瞬ではないか。

・アカウントの重要度がよくわからない
 ザルなアカウントから簡単に重要なシステムがクラッキングされてしまっていた。このことから、アカウントの重要度による認証や権限の違いが無いとおもわれる。人の医療情報、社会インフラとゲームが全部同一アカウントとかどんな未来なんだと思わずにはいられない。が、Tポイントカードはそれに近いことをやろうとがんばっている。

・市役所の人間が簡単に他人の情報をしらべることができてしまう
 録画していないので、まちがっているかもしれないが、もしそうなら犯罪である。
 しかも謎の紙の束を持ち出していたが、あれは市役所に保管されている紙の資料か、印刷した媒体か。どっちにしろ、個人情報保護違反できてしまうシステムが構築されている。

 必要がないのに簡単に他人の戸籍や学歴などを検索できてしまうというのは、この市役所のおばさんのように簡単に犯罪をおかしてしまう。実際ハローワークの人間が情報を探偵に横流しし、月40万程度の「ボーナス」を得ていたというニュースもあったが、このおばさんならそういうことが犯罪であるという意識がないまま犯罪を犯していそうである。

 また、もしこの手のシステムを構築する場合は、まともな感覚なら国の基盤でやるはずであるが、この世界では多分Googleのような一企業が担っている。どうでもいい情報も重要な情報も制御アカウントもすべて民間委託し、セキュリティが甘いザル設計というのは本当にセンスが無い設計である。

・謎のバトルゲームの操作方法
 キーボードのボタンを全部操作して3Dバトルをするというのは、今でもありえないだろう。簡単に操作できることがゲームでは重要で、時間とお金をかけることでパラメータをあげるのがゲームデザインであることが多いので、ここまで操作が複雑なものが世界的に普及するというのは考えにくい。

・ゲームの勝ち負けがシステム制御に及ぼすシステム
 大体ゲームで遊ぶだけでシステムを制御できるという事自体が恐ろしいシステムだなと思わずにはいられないが、AIが戯れでゲームにリソースをつぎ込んでいると考えると、この点は思ったよりおかしくなかったりする。

・花札にAIが負けるのか
 花札みたいな運と確率が絡む場合に残りの確率とかの計算を確実にAIは行うことができるので勝ちにくいのではないか。AIが賢いというのは本当に未来の話ではあるのだが・・・

・どうしてもバックグラウンドのシステムがグラフィカルに表現されているというのが受け入れられない
 この手のやつはよくあるのだが、どうしてもこの点は拒絶反応がでてしまう。実際は裏方がパラメータ変えるとかやってゲームに勝つこととシステムの変更を変なふうにリンクしていたのだが。

・計算量が多いスパコンみたいなのがあればなんとかなるという風潮
 ここもちゃんと見てなかったからもしかしたら勘違いかも知れないが、散々サーバサイドのインフラが重要な未来みたいな描写をしてて一端末側にああいうスパコンみたいなのを持ってきたらどうにかなるという風潮が完全時代遅れ感がある。あれだけ社会が混乱したら田舎ほどネットワークが使えなくなって復旧できなくなるというのは震災の時に嫌なほど味わったと思うので、やっぱり納得いかんものがある。

以下は技術的ではなく法的な部分

・週刊誌でもないのに未成年と思われる人を目を隠しただけで放送
 名前を透かし入りで報道してしまうことはあっても日本のテレビではありえない描写。ワイドショーのディレクターとか「ないわー」って思いながら見ていたのではないか。

・IT犯罪で翌日逮捕されうるか
 今のところ、犯罪と思われる事象が発生した後、逮捕ができるという証拠があって初めて逮捕や捜査令状が出る。前に犯罪者扱いされてPCを覗かれた人の話があったが、それもある程度はモニタリングして犯罪を犯しているという人がその集合住宅(レオパレス)にいるという下調べをした上で捜査令状をとってから捜査員が派遣されている。
 そういうことを考えると、いくらニュースになったとはいえ、その場にいた親戚が状況もよくわかっていないのに罪状不明のまま現行犯逮捕をするというのはありえないだろう。親戚が書類送検で首(依願退職)になるか、犯罪を捏造して別件逮捕するか、田舎だから無かったことにするかぐらいの、完全に黒い何かをやらないといけなくなるのではないだろうか。手錠をかけずに任意同行するというのが日本におけるベストプラクティスだろう。

・スパコン
 あのまま納品したら窃盗罪か器物破損罪あたりになると予想。


 まあもうちょっとITとか法律についてはなんとかしてほしかったなという印象。ヘタに専門知識風なことをは言わずに未来だからこういうことができてしまった程度の描写にしておいてほしかったなと思う。デジモンの外野が応援しようと思ったら「回線がパンクしそうなのでやめて」っていうぐらいでよかった。なまじリアリティ出そうとした?のか逆に違和感がありすぎて、終始突っ込む映画だった。





Amazing Spidermanを吹き替えIMAX3Dで見てきた [映画]

結論から言うと俺が知っている最近のスパイダーマン1よりは全然面白かった。85点。点数を少し辛めにつけたのは、SFが3つも控えているため。

吹き替えにしたのは3Dで字幕は苦痛という知り合いの意見が満場一致したため。

まず、ストップ映画泥棒はやってないもののマナーを守りましょう的なやつをやっている時間に 知り合いがポップコーンをぶちかましていたので逆にスムーズに映画に入り込めたw
また、始まる前の予告でやっていた、プロメテウス、バットマンライジング、アベンジャーズのどれもが見に行きたい映画だったので、映画本編に入る前の妙なストレスがまったくなかった。

アクション
X-MENみたいに必殺技がないがアクションはよかった。旧スパイダーマン1ではテレビでやっていた劇場版予告が見所のすべてで非常にがっかりした記憶があったが、今回はそんなことはなかった。

面白かったんだけど、娯楽作品的な意味合いが強いのでBDは値段次第で買わないかもしれない。特にDVDとセットとかで35Kなら廉価BDのみ2Kが出るまでは買わないと思う。

あえていちゃもんを付けようと思えばいくらでもあるのでそれはネタバレ編で。

以下ネタバレ

ネタバレ編


Mission Impossible : Ghost protocol みてきた [映画]

2012最初の映画はMIを見ることになった。

■良い
・単純にアクション映画として映像が良い
・ヒロインがうざくない

■悪い
・2時間
・よくよく考えるとやったことは失敗ばかり
・整合性を気にしだすとキリがないぐらい適当

■総評
あーだこーだ書く気にならないぐらい中身が無かったし、2回見に行こうとはサラサラならないが、気楽にみるにはいい映画だった。こういうアクション映画は楽しめればそれでいいという感じなので75点。2時間と長いのが気楽に楽しむ部分と相反していると思う。

■車
 今回のスポンサーはBMWだった模様
・近未来コンセプトカー
 人にぶつかる前に自動的にブレーキがかかる
 フロントガラスへの投影で地図を見ることができる
・5階ぐらいの高さから落ちても中の人が大丈夫なSUVをアピール
・ロードスターはフードの取り付けに苦労するといけてないことをアピール?
・キーがないのにエンジンが掛かってしまうプッシュ式のセキュリティの甘さをアピール?

BMWの立場に立ってみるとイマイチアピールしたいんだかしたくないんだかよくわからない映画ではあった。

トランスフォーマー・Dark of the moon [映画]

 またしても邦題がダークサイドムーンと何のこっちゃになっているがIMAX 3Dの吹き替えで見てきた。

 以下ネタバレ含む

 3Dはトロンレガシーに続き2作目なのもあるが、3D作品としてはよくできていたように思える(評判の高いアバターを3Dで見てない&トロンレガシーはバイクシーン以外はあまり3Dの意義を感じなかった)。座席は割と前の方だったのだが、アングル的に視野角に丁度スクリーンが入っていてよかったように思える。しかし、以下の2点は終始気になった。

・残像が見える(FPSゲーマーなら確実に気になるだろう)
・ぼかし表現を3Dでやられると焦点を奥にあわせないと奇妙な感覚になる。手前にはっきりとぼやけている物体が見えるという奇妙な感覚。

と3Dに反対している監督が多いのも納得の現象を体感した。アバターはデザイン的なこともあるが、BDで再生するにふさわしいディティールがあったわけで、それがもし3Dでみてぼやけてたらどう思っただろうか。自分は世の中のハイレゾの方向性は素晴らしいと思っていてBD推奨派なので、3Dにすることによる画質の低下はどうしても気になってしまう。あと3Dメガネが重いのと圧迫感があるので、やはり人を選ぶ気はする。

 ストーリーがご都合主義、懐古主義(昔のアメリカは良かった)、アメリカ軍賛美なのはしょうがないと思っているが、詰め込みすぎてまとまりがない。これは1,2にも共通だが3はもっと長い。

 個人的にはオートボット特有の驚きが無いのが最大の不満。X-MENではマグニートーが自分の能力を生かした格闘術でナチスを翻弄したりと、「あ、そういう使い方があるんだ。格ゲーがあったら技として入れてほしい」というようなナイスなアイデアが多かったが、1,2,3と回を重ねるに連れて、こういうもんだよねというマンネリ感がある。例えば彼らは腕や足は最悪修復すればいいという価値観なのだから、そういう戦い方もあるはず。さらに2でもそうだったがプライムに固有の「何か」が無い。1,2でも感じていたことだがキャラクターの個性が全然発揮されていない。やはりX-MENと比較するが、戦闘に直接使えない奴もあれこれ工夫して戦ったりするが、オートボットたちは銃、殴り、引きちぎりと固有のアクションがない。高速道路で車、変身、再車化という流れはあるが、その程度。未知の生物を描写する以上、見る人ぱっと思いつきにくいアイデアがやはり欲しい。
 ショックウェーブが今回大活躍のはずだが見どころがない。でかいメタルワームを動かすだけ。彼自身の能力がまったく発揮されない。遠くの人間や代物を探知できる、近くのコンピュータをハッキングする、なんでもいい「こいつはこういう特殊能力で厄介だぞ」というのを感じさせて欲しかった。
 シリーズ通してだが、ディセプティコンはなぜか色がない。主要キャラですらメタル色なのでパッと見雑魚と区別がつかない。

 死ぬ基準が相変わらず不明。勝手に頭か心臓で死ぬと解釈しているが、刺されてても生きてるやつがいたりするのでわかりにくいとは思う。さらに、回を重ねるごとに人間の兵器が通用しすぎる。ミサイルが通用するなら彼らは驚異ではないのではないか。1では胸の下のコアに熱なんちゃら弾を打ち込まないと死なない設定だったのに・・・

 2に引き続き3も最後の戦いが消化不良。納得いかねぇぇぇ。今回プライムが敵の主役なのは2の設定を完全に無視しているので前日に土曜ロードショーを見たばかりで違和感。大体、リーダーの座をオプティマスが渡そうとしたのを返したあげく、裏切るという行為が不明。リーダーの座をもらってから、全員に言い聞かせればいいのではないか?それで従わない奴は殺すとか。実際そうなんだし。で、最後の死に際に「種族の存亡のためにやったことだ、わかってくれ」とか言ってるが、そもそも考え方の違いで戦ったのに最後に泣き言を言われても・・・正直どっちの考えもありなので、泣き言を言うなら最初からやるなという感じ。

 転送装置の止め方も、ロケット打つはずのやつがさっさとうたない。トマホーク打てる状況なのにトマホークも打たない、コントローラーが1個真ん中にあるはずなのに脇の4このうちの1個を破壊したら何故か止まったとよくわからなかった。この部分は見直したらわかるのかもしれないが・・・。あと2で出てきたレールガンは?とか・・・

 スピルバーグをナチス呼ばわりして降板になったヒロインが劇中で主人公をふったことになっていて、1,2があってもそんなもんかという印象ではあった。

 吹き替えに関しては、オプティマスが玄田哲章なのでそれだけで許せる面はあるが、前作もそうで「リベンジ」と言う言葉がどうも安っぽい。英語圏の人達が「これは復讐だ!」という意味でリベンジではなく、日本のマスゴミが安易に使うリベンジのイメージがあり、日本語で聞くとどうしても後者のイメージになって、「絶対に負けられない戦いbyテロ朝」とか勝手に変なイメージが沸き起こってしまう。2のときもそうだったが「これは復讐だ」とか普通に使って欲しいが、タイトルにリベンジを入れたせいで「リベンジ」を無理に使って変な台詞に感じたが、3はリベンジ関係ないのにリベンジ言う当たり、翻訳者のセンスが悪いと言わざるを得ない。

 結局のところ、やっぱり戦闘にオートボットらしさが感じられないのが最大の不満だったなぁと。CGでの殺陣の練り込みが下手なんだと思う。例えば殴られそうなときに変型とかして防ぐとか無いのだろうか。CGはすごいのはわかるけど、戦闘のアイデアが希薄。それがこのシリーズの最大の不満である。

 見終わった直後はまあこんなもんかと思っていたが、こうやって書いてくと不満だらけだなw

点数をつけろと知り合いに言われたのであえてるつけるとすると70点。
こんだけ酷評しておいて70か、ファミ通みたいだと言われたが、BDは結局買うと思うので、そういう意味での70点だと思ってもらいたい。画質は2Dではすごくきれいだと信じてる。
BD買わない人、画質の綺麗さにあまり価値を見いだせなければ50点ぐらいだろう。
あと映画館から出てきたときは「普通に楽しめた(キリッ)」と腰痛で集中できなかった老人に言い切った手前及第点はあげておこうと思う。

色々詰め込まれていたので、2回目みたら普通に楽しめるかもしれない。と無駄に擁護して終わりとするw

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X-MEN : First Class 感想 [映画]

X-MENは絶対観に行くという決意がある一方、初期の話だというので、あまり期待していなかったが、久々の大当たりだった。

自分が気がついた限りでは、途中で席をたったのはスタッフロールが始まった瞬間トイレに急いで行った人がいたぐらいで殆どの人が集中してみていた。それぐらい引き込むものがあった。

以下ネタバレ


展開が非常に早いので、眠くならないし、アクションもほどほど。
ワープ野郎のテクニカルな戦闘があれば、マグニートーのパワーシーンあり。

エリックとエグゼビアは
シリーズ1,2,3で敵味方でありながらも、どこか友情のようなものが描写されていたが、
その経緯がちゃんと描かれていて、非の打ち所が無い。

唯一の弱点は最後のボスが爆死しなかったことぐらいか。

飯を食いながら話していたのだが
自爆して覚醒したビーストに「そのほうがかっこいいぜ」みたいなことをエリックがいって切れられていたが、英語の微妙なニュアンスで怒らせるような感じだったんだろうか?

映画がおもしろすぎて英語はあまり聞き取れなかったが、わかる限りではやっぱり意訳が多いように感じた。
戸田奈津子かと思ったらそうじゃなかったが、その遺伝子は受け継がれてしまっているようだ。

映画の中ではエリックはミュータントはミュータントらしくあるべき、人間のために自己を抑制擦る必要はないという主義なので、上の台詞も普通なんだが、外見を気にしていたビーストには切れられた。単にビーストが心の狭い野郎か、開放されると思ったら自爆してやけになっていたのか謎である。

ストライカーが出ていたが今回はでぶってた(と思う)。毎回出るたびにストライカーが面影すら無いのはどうかと思うw

まあ、突込みどころは無いとは言わんが、ツッコミのない映画はないし、大元の話は良く考えられている。

例えば相手にテレパスがいて妨害されていたり、それがわかったから物理的に妨害できる手段を講じてきたとか、1,2,3,Zeroを見てれば楽しめる要素が多く、今年のマイベストムービー賞にノミネートされた。

なお、観る前に来れを読んでしまう人はいないだろうがキューバ危機については調べてから行ったほうがいいと思う。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E5%8D%B1%E6%A9%9F

史実では、あのミサイルの輸送艦は引き返したようだ。

70年代頃の核戦争、核ミサイルをめぐる東西の戦いなど、史実を微妙に混ぜながら、実際にミュータントが発生してしている世界と融合させるのはアメリカらしい話でよい。

まあ、ともかくX-MEN:Zeroもよかったが、これはこれでよかった。満足。

細かい描写があったり、上記のように微妙な表現もあったから吹き替えで見たいというのもあるので、BDがアマゾンで予約できるようになったら即ポチるだろう。

トゥルーグリッド [映画]

http://www.truegritmovie.com/intl/jp/

川崎で観てきた。

西部劇ということもありRedDeadRedemptionをやってないので若干不安があった。

内容は割とありきたりで、西部劇の時代に親の敵を打つ旅に出るという物。
なのでディティールを如何に出すかというところに充填があると思うが登場人物が

14歳の女
呑んだくれの連邦保安官
脳筋のテキサスレンジャー

とどれも共感できないものばかり。

ガキが荒野へ旅に出れるかというのも無視して保安官についていくが、楽勝でついていく。気温だったり、水、飯、ずっと馬に乗ることによって気持ち悪くなるなど、そういう不安要素は一切なし。ただの14歳の子どもではない。よって、サバイバル的な要素も会話で触れられるだけで映像としてはあまりなかった。せいぜいしょぼいパンを食べるシーンぐらい。泥水を啜るのを自慢するなら、蛇は最高のタンパク源だぜ といって食うぐらいの度量はなかったのだろうか。

映像も一番最初の引きのシーンで歩いている人がぼやけていたりと、あまりHDらしくなかった。自宅で見るアニマルプラネットぐらいのクオリティは欲しかったところだが、映画だから雰囲気を重視したのだろうか。

ゴア表現も、開幕早々の絞首刑のインパクトはあったが、指が切られうr、胸をさされるぐらいで、あんまりなかった。文明が発達していないがゆえの荒っぽさはもっと表現して欲しかったところ。

あと馬をいきなり殺したのも不明。

馬は彼らに取って命綱なので、余程のことが無い限りは殺さない。いたぶっていたガキを蹴ったのも彼が保安官という職業で馬が重要な相棒だからだと思っていたのだが、最後に走れなくなったから殺してしまったのは如何なものか。ちょっと休めば走れたのに、走れたのにぃぃぃぃぃ という印象。なのであのシーンは限界を超えて走らせた結果、足を骨折してしまい、このまま苦しんで死ぬよりは安楽死させた と勝手に脳内変換した。

蛇のシーンもあんなところで噛まれるのではなく、帰り道のキャンプで噛まれるほうがよかった。

最後の最後に、劇団長にクズと捨て台詞を吐くわけだが、その理由も不明。

どっちにしろ西部劇に詳しくないとあまりオススメできない作品で、日本人にはエンターテイメント性が乏しいイマイチな作品であった。が、この作品がアメリカで評価されたのは、この時代がアメリカの原点であり、必要以上に誇張した作品ではなかったことが、共感を読んだのではなかろうか

というわけで、いくらアカデミー賞受賞作品といえども「西部劇詳しいぜ」というような奇特な人意外にはオススメ出来ない作品である。


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